磐梯吾妻スカイラインを走り、高湯温泉と幕川温泉へ! 福島ツーリング その③
一夜あけて、はい、おはようございます!
福島ツーリング2日目の日曜日!!(2016/9/25)
天気は晴れ!!! 窓から見える緑も爽やか!!
前日、土曜は宿入り直前、10kmを残してのレイニーブルー つД`)・゚
でも今日は?!
イイペンキ!
そんな2日目のルートはこんなカンジ!
宿の「空の庭リゾート」を出発して、
まず目指すは「高湯温泉 あったか湯」
そのまま、「磐梯吾妻スカイライン」を走り浄土平を抜けて、
2つ目の温泉、「幕川温泉」
行ってみましょ~~~!!!
【 高湯温泉 あったか湯 】
宿を出て、1時間も経たないうちに、さっそくお風呂!
旅館では朝風呂での温泉も入ってきたのですがね(^^;
ここあったか湯は朝の9時から20時30分までやってる共同浴場。
木の作りが目を引く建物の温泉施設。
大人気の温泉で、昼過ぎになると駐車待ちの車が列をなしてることも。
バイクの駐車スペースも用意されてて、グレーチングがある場所ですが、対策に敷き板も準備されてます。
駐車して中に入るとこんな作り。こちらも木の温かい雰囲気。
入浴券を買って温泉へ!!!(^^)
途中のロッカーで貴重品を預けるんですが、強い酸性に硫黄成分がある泉質の高湯温泉。遊離の硫化水素もあって、鍵は真っ黒に変色してます (・∀・;)
脱衣所を通り、湯へ!
ここの温泉は、洗い場として3つほどの蛇口がある以外は、浴槽が一つ。
そして、源泉が近く、たくさん含まれる硫化水素が抜ける暇もなく浴槽に注がれるため、この共同浴場では内湯には出来なかったそう・・・(たしか)
なんせ、浴槽の注ぎ口の近くには「ガス成分に対する注意」の中毒への注意喚起表記があるぐらい(^^;
「少し揉まれた湯の方が好き」という意見もあるので、新鮮な湯がイイとは言い切れませんが、それだけ湯が新鮮っということでもありますね!
その硫化水素ガスがこもらないようにするため、ここ「あったか湯」では屋根付きの半露天風呂の作りになってます(^^)/
さて、お湯はカンッペキなるにごり湯。白色で硫化水素臭の強い酸性泉。
細かい湯の花が舞っている湯がゆえ、日の当たるところでは、青みがかった白色に見えます。
源泉かけ流し宣言をしている高湯温泉。ここ、共同浴場でも源泉かけ流しになっていて、注ぎ口や湯の出口には硫黄の析出物が堆積してます (´∀`)9 ビシッ!
そこそこの温度の湯ということもありますが、それ以上に入っていると、
手先足先がジンジン来ます! 血行が回って、ほんとにあったまる!
まさに「あったか湯」です!
このカンジ、蔵王温泉でも感じましたが、ザ・オンセンってカンジ!
石鹸やシャンプーは無いです。
あと、ドライヤーが無いので、(ヘルメットを被ることになる)ライダーはそこは要注意ですかね(^^;
高湯温泉 あったか湯
- 泉質 酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩泉(硫化水素型)
- 源泉温度 50.5℃
- pH 2.7
- 主な陽イオン カルシウムイオン・アルミニウム・ナトリウムイオン
- 主な陰イオン 硫酸イオン・硫酸水素イオン・塩素イオン
- 電解質総計 958 mg/g
- 非電解質総計 205 mg/kg(メタケイ酸など)
- ガス成分 708 mg/kg(遊離二酸化炭素・遊離硫化水素)
- 成分総計 1.87 g/kg
- ドライヤー 無し
- 石鹸/シャンプー 無し/無し
- 立ち寄り湯時間 9時~20時30分
- 露天風呂 あり(屋根付き露天風呂のみ)
【 磐梯吾妻スカイライン 】
今回の旅で、温泉じゃなくツーリングの方のメインディッシュ!!
むかし、車で来たことがありましたが、
一度、ぜったいバイクで来たかったトコロ!
むかし、高湯側から車で上がって来て、荒涼たるこの景色を目にした時、ホントに感動したコトを良く覚えてます!(^^)
まさに見たことの無い景色!異世界だと!!
ココに来て雲が出てきて、「青空の下」っというわけにはいかなかったですが、
駐停車禁止区間を過ぎたあたりからの景色は、今日もホントに異世界!!
硫化水素臭といい、激烈な世界観が広がる!!
今年のうちに行こうと思って、でもなかなか実行できてなかった福島・磐梯吾妻すらいラインツーリング。
これて良かった!!
この時は、浄土平は紅葉まではまだまだ。
ススキがキレイでした!
浄土平を後にして、高湯ゲート側へと降りていきます。
こっち側は、岩が広がる世界ではなく緑緑してます。
降りきった先で、本日2つ目の温泉、幕川温泉 を目指します!(^^)
【 幕川温泉 水戸屋 】
ぐるっとUターンするような交差点を廻り込み、
道路を横切る湧き水の川とか、
がけ崩れのようなキワドイ場所なんかもある離合困難な道をしばし・・・
行きついた先に幕川温泉があります!
ここ、幕川温泉には2つの温泉宿があるんですが、 今回日帰り温泉を頂いたのは「水戸屋」さん。
両旅館ともですが、これまた「日本秘湯を守る会」の会員宿です。
受付にも「日本秘湯を守る宿」の看板がでてますね~
ここのお風呂は、
1F 男女別の大浴場+露天風呂。
2F 更衣室別の混浴
建屋の外の川沿い 更衣室共同の混浴
っとたくさんの風呂があります!
で、後から宿の人に確認しましたが、タオル巻きでの入浴可っとのことだったので、準備があれば巻いて入るコトも出来るので、混浴のハードルは少しは低いかもですね(^^;
では、内湯の大浴場から、いざ入らん! ( ´∀`)ノ
広い大浴場は木で造られた浴槽。
木の浴槽はもたれかかって、頭とか背中を預けた時に反発が無くて、しっくりと柔らかく気持ち良くリラックスできて好きです!(*^ー゚)b
無色透明の湯には、白い溶き卵状の湯の花が舞ってます。硫化水素臭もほんのり感じられます(^^)
大浴場の内湯は少し熱めで、露天はぬるめ。っとなってました。あと、大浴場には石鹸シャンプーにドライヤーありです。
大浴場から一度服を着て、今度は2Fの露天風呂へ!
こっちは、東屋的な屋根の付いた露天風呂で、またまた木の浴槽です!(^^)
円を2つ繋げた8の字といいますか、無限(∞)のようなかたちをした特徴的な浴槽で、東屋の屋根の下には「秘湯を守る会」の提灯が下げられてます。
今回は日帰り温泉ですが、宿泊して夜に来ると提灯が灯ってたりしたら最高のロケーションかもです!
2Fで風も抜けるでしょうし、周りは深い森。きっといいカンジなんでしょうね~
あと、周りが森や山なんで、紅葉シーズンなら昼間の景色もまた別格でしょう (´∀`*)ノ
さて、今回の「幕川温泉 水戸屋」さんで、いちばん印象的だったのは、そとの渓流沿いにある温泉!
さらに行ったん服を着て、靴を履いて外へ!
裏の駐車場の中を抜けて・・・
源泉の設備の脇を抜けたら・・・・・・
そこには渓流沿いのワイルドな露天風呂!!
これがもう、これでもかってほどの「にごり湯」!
日の光が当たって、ほんのり青くも見える、強烈なにごり湯。
外にあるってのと温度の関係でしょうか、内湯とはまた全くちがう湯の花のでかた。
すっごく細かいサイズで温泉成分が析出してます!(^^)
温度は少し高め。
川の音を近くに聞きながらの露天風呂。
川沿い露天風呂は、更衣室が男女共同の混浴。
女性はハードルが高くも感じるでしょうが、先に書いたように、宿の人に聞くとタオル巻きオッケーとのこと。
ぜひ入られることをオススメしときます!(^o^)
幕川温泉 水戸屋さん、浴槽もたくさんあったし、露天風呂も素敵で、ついつい長居してしまいました!
まぁ、今回は「あまり欲張りすぎない」ツーリング。
走る距離はそこそこに、温泉を堪能でいきました!
幕川温泉
- 泉質 単純硫黄温泉 硫化水素型(低張性弱酸性高温泉)
- 源泉温度 44.9℃
- pH 5.7
- 主な陽イオン カルシウムイオン・ナトリウム
- 主な陰イオン 炭酸水素イオン・硫酸イオン
- 電解質総計 55 mg/g
- 非電解質総計 55 mg/kg(メタケイ酸)
- ガス成分 87 mg/kg(遊離二酸化炭素・遊離硫化水素)
- 成分総計 0.197 g/kg
- ドライヤー あり(大浴場)
- 石鹸/シャンプー あり/あり(大浴場)
- 立ち寄り湯時間 10時~15時
- 露天風呂 あり
【 もういっちょ! スカイライン 】
とは言え、せっかく来た磐梯吾妻スカイラン!
今回の旅のメイン!!
雲が多かった空も、温泉に入っている間に、だんだんと青空が広がってきました。
ならば!!
高湯→土湯と来た午前中。
こんどは、
土湯→高湯で、
もう一回、スカイラインを走って、そんでもって帰路へ付くことにしましょう!!
秋雲が広がる空の下、気持ち良く走っていきます!
そして、再びの浄土平!
キレイな青い空に吾妻小富士。
行きには無かった晴天の景色!!
「うん! やっぱりもう一度来てよかった」
いい景色と温泉、懐かしさを堪能。
晴れた空のタイミングで来れて良かったです(^^)
金曜日に思い立ち、予約・決行した福島・磐梯吾妻スカイランツーリング。
もう1か所という気持ちはありましたが、温泉は4つ(布引・岳・高湯・幕川)。
磐梯吾妻スカイラインも西吾妻スカイバレーも走って、目的は達成!!っといったところでしょうか!( ^ω^)
最後は、はるばるの千葉までの帰路。
温泉に入っても、帰る頃にはまた、ヘトヘト・汗だくなのが、SSでのツーリングの玉にキズなところですが、なかなかの満足ツーリング!
これにて終了!!
最後は、後日、総走行2500kmでオイル・フィルターを交換!
ちょっとオイルを換えたい事情があったので。前回から1400kmのスパンでしたが(^^;
【次回予告? さーて来週のサザエさんは?】
なまものです。
食料雑貨店で「この容器にはこちらの塩が入っています」っという表示を、
「しお」ではなく「えん」と読んだ自分は、仕事に毒されていると実感しました・・・
さーて、来週のサザエさんは?!
なまもの「買ったときからたくらみ!! ままもの、バイクをイジリました」です!
次回も見てね~
じゃんけん・・・
パー!
では!!