モルディブ・ダイビング2日目 アイランドサファリ・ロイヤル クルーズ旅行記 その4
明けまして旅は3日目、ダイビングは2日目の8月14日! 星を見ながら寝落ちしたんで、3時にサンデッキで目覚め。そっから部屋に戻って寝なおして5時30分起き。
でもまだまだ序盤戦、疲れも溜まっちゃーいない!(^^)v
雨季だってことやったけど、「雨季、ナニソレオイシイノ」。
今日もいい天気で朝日がキレイ! 雨季っと言っても南国なので、1日ずっと雨っということは少ないのかも?!
昨日は青かったバナナも下の方から少しずつ黄色くなりはじめてる!
「まだ固いからダメ~」っていうようなことをクルーに英語で言われた(ように解釈している)からこの時は食べられんかったけど、もう少しで食べられそう!
今日も、元気にダイビング!(^^)g
【Dive5 Alimatha Kandu(アリマタ・カンドゥ/フェリドゥ環礁)】
今日は早朝ダイブでチャネルの大物狙いで、昨日の3本目と同じアリマタ・カンドゥ。
昨日はリーフからのアウトのながれやったけど、今日は逆の環礁内へと流れ込むインカレント。
南北に800km以上に島々が広がるモルディブ。26の環礁は、それぞれにたくさんの島で構成されてます。そしてその島それぞれで、1島1リゾート制のモルディブ。 空港のある首都マーレから、北マーレ環礁内のリゾートへは船移動のことが多いけど、マーレから遠いリゾートの場合は水上飛行機での移動がメイン。
そんな環礁間を飛ぶリゾートからの水上飛行の離水を見送って、
すこし透明度もあがることを期待してエントリー!!
はたして水は青く透明度が高い!!
でも・・・
相変わらずヤツが絡んでくる・・・ それも大挙して絡んでくる・・・ 泡で遊びに来よった・・・
いや、遊んでいるというよりダイバーの吐いた泡をエラに通して寄生虫を取りに来てるんだと思われ。
エエからあっちに行っててくださいお願いします何でもしますから(なんでもすry) 尻尾のとげがコワい(´Д⊂
そんなコイツの名はサザナミトサカハギ!
しっぽの付け根に鋭い水平尾翼みたいなとげがあって、そいつに触れてスパっと切れたってガイドさんの談!
うっかり振り返っても当たり所が悪いと切られかねないし。
そんなことを聞いてるから、正直、近くに来られると気が気でなくてそわそわする・・・
実害が及びかねない分、サザナミトサカハギ、けっこうコワイっ!!!
ゴマモンガラの次にコワイかも・・・ ゴマモンガラの方が襲うつもりでやってくるから危険レベルが違いますが・・・
さてそんなサザナミトサカハギの襲来をやり過ごして、自分チームはチャネルの大外のちょっと外洋よりを選んで泳いでからチャネルインのコース。
序盤、大物を期待してだーいぶ泳いだものの、なにも出ず不発・・・(^^;
一般通過 イソマグロ ニキがいたぐらい
まぁこれも仕方ない! 当たる時はあたる、時にハンパなく当たる!それが大物狙いダイビング。外すときはそんなもんやし、自分としては納得済み、それでもいいから狙いたいもの(ギャンブル脳)
そのあとチャネルに入って根待ち。チャネルのエッジ、30mの根待ちでDECOりかけながら、イソマグロやらをチェック!
いるけど、ストロボは届かない距離・・・
ギンガメアジが登場してガイドさんが泡の音で呼び寄せてくれるも、こっちに向かうと思いきや直前で踵を返してリターン! おしいっっ!!
しかしハレーションが酷い・・・ もっと長いアームを使うべきなのか・・・
根待ちの最中、水深30mでアケボノハゼがくぼみにいたんでそいつを狙うも、ISO設定が沖に大物が出た時用の、ノーストロボ向けの設定のままでのストロボ強制発光撮影・・・ しくった!!
でもま、ちょいちょいグレイリーフ・ロウニンアジが流れてくるし。
昨日もいたでっかいナポレオンを見つつ、ホンマにDECOりかけかなって感じやったんで、徐々に水深を上げて最後は流れ流れてゴマモンガラだらけのゾーンを通ってエグジット。あれ産卵期やったらまじで地雷地帯やんw コワッ!
(←あとで気づいたら、ダイビングコンピューターがナイトロックス設定じゃなくて酸素21%の普通のエアー設定に戻ってた・・・ そりゃDECOりかけるわwww)
「大当たりはしなかったな~」って5本目。
好きなサメも見れてるのに、2日目にしてだんだん贅沢になってきてるwww
【Dive6 Lux Out Reef(ラックス・アウトリーフ/アリ環礁)】
1本目が終わったらいつも通りに朝食。
アイランドサファリ・ロイヤル、朝ごはんはだいたいこんなカンジで、自分で取るスタイル。ほかにもトースターとパンなんかがありました!
朝食を食べながら、一路・南下、アリ環礁を目指す!
こっちではお待ちかね、モルディブ名物、
ジンベエサメを狙うジンベエスイムの時間!
シュノーケリングで野生のジンベエザメと泳げて、運が良ければダイビング中にだって見れるかも?!
雨季のタイミングのこの時期、透明度は落ちるけどジンベエ遭遇率はアップするってことで期待!
(っとは言っても一度も雨を見てないけどな! ←バイクでは見せない晴れ男パワー発揮中www)
乗り合わせの他のゲストも大物運が強いと豪語する、信頼と実績の方々が多いんで、謙虚に期待します(矛盾)
3時間の移動でフェリドゥからアリ環礁に到着!
水上コテージがいっぱい並んだアリ環礁南部のリーフ
お高いんでしょうね~・・・w
水上コテージ、あこがれますな!
アリ環礁着後、母船の船足に遅れるドーニが追い付いてくるまでの30分ほどをジンベエサーチ!
ガイドさんが天気よくて焼けそうななか、水面に目を凝らしてくれるものの・・・
出ず!
過去5回以上来ているようなリピーターさんに聞いたら、アリに着・即・ジンベエってのは今まで経験したことはないらしいし、そんなもんか・・・
ってか自然相手やねんからそりゃそんなもんよね~
ドーニが到着したんでここで乗り込んでこの日2本目!
エントリーから、んーーー青い! 透明度は今までで一番!
水底を見ていると、自分の体の横を通って水底へ向かう光のすじが揺らめいて、吸い込まれそう!
ただただ青く、透明度が高いだけでも気持ちがいい!!
が・・・ジンベエは出ず。 博打系ダイブ撃沈・・・(^^;
タカサゴも、「残念でした~!」っと言わんばかりのとぼけ顔ですw
でもエギジット直前のパウダーブルーサージョンフィッシュ!! 初めて群れてるの見たから結構うれしかった! ザ・モルディブのネイチャーシーン!!
この鮮やかな青さが太陽に照らされて映えるんですわ!
群れでいるとほんとにキレイ!!
【ジンベエスイム】
2本目を終えて昼食を食べつつ、休憩タイム。
この時も母船のサンデッキではガイドさんとかクルーの方が頑張って海を見てジンベエサーチ継続中。暑い中ありがとうですよ!
自分は探さずラウンジスペースで宇宙兄弟を読んでなかった途中の巻から読んでましたがwww
過去に来たゲストさん方が持ち込んだマンガがいっぱいあるアイランドサファリ・ロイヤルのリビングゾーン。
まだ読めていなかったあたりから、寝転がって読んでまったりモード・・・
そして休憩時間も長くなってきて、宇宙兄弟じゃ南波六太が月に降り立つ頃、運動会で聞くような笛の音が鋭く響く! バタバタっとした足音と続いて「ジンベエ! ジンベエ!」っとカタコトのアナウンス!!!
でも「ジンベエ!」の声を聴くより先に事態は分かるわけで、まるで消防士になったかのような勢いで出動準備!
あらかじめ用意しておいたカメラとシュノーケル・フィン・マスクをつかんで母船後方に全員集合!
ジンベエさん、どうやらかなり浅いところで出ているらしく、ドーニでは行けないらしい。予定変更で、さらに小さくて喫水の浅いディンギーで向かうとのこと。
いよいよ、その機会がやって来た!という感じ。 ただ、ディンギーは小さく、今回のゲスト12名、全員は一度には行けない・・・
「どう振り分けるのかな? 自分はいったん引く?」 なんて考えてたら、リピーターさんの一人から
「初モルディブの人からどう?」っとの神のお言葉が!
そうなったら遠慮している暇はない、というより遠慮してどうぞどうぞで時間が経ってしまったら、その間にジンベエがいなくなるかもしれない! 自分も含めて初モルディブの数名で先発隊として出発!!!
そのまた先に海に入ってジンベエの居場所を確認してくれているガイドさんの位置へ一路、ディンギーでダッシュ!
移動のディンギーの上でフィン装着!
マスク・シュノーケル OK!!
カメラの設定を再確認! ヨシ!!!
そして、Go! の合図で海に入る!
水の色はあまり良くなく透明度の悪い緑がかったいろ。 場所案内のガイドさんの方を目指して泳いでいくと・・・・
「ジンベエ!いたっ!!」
思わず「おーーっ!」っと声がでる! 「証拠写真!証拠写真」 まずは記録写真を確保! 水面からながら、一枚OK!
とりあえずは1枚押さえてひと安心!
ココからは落ち着いてジンベエの進行を確認しながら回り込み!
そしてタイミングを見計らって、素潜り! ジャックナイフエントリーで自重を使って一番沈みにくい水面~3m域を抜けフィンキック、下へ下へ!
むかし、息止め練習なんかをしてた、そんな経験を活かす時はイマ!!www
比較的慣れているスキンダイビング。
7m付近(?)まで潜っていって、ジンベエと並走!!
横からのショットをGet! (^^)v
水の色と透明度は良くないけど、しーーーっかりジンベエ柄も写る距離!!
素潜りの練習した過去が活きてよかった!!!
人生では2度目のジンベエ。ダイビングジンベエじゃないけどやっぱ見れるとタマラン!!!
ただ、少しずつジンベエは水深の深い側へ、
そして・・・
ドボンドボンと欧米人チームが嗅ぎつけて来て入ってきて水中はカオス
自分たちの船の後発隊が来る前にジンベエは透明度の悪い海の中へ・・・
先発を譲ってもらって、写真も抑えて嬉しい限りやけど、後発隊が見れてないのが心苦しい・・・(>_<)
そのあと、いったん母船に帰ってさらにサーチを続け、一度は見つけて出発!今度はさっきの後発隊が先発で行くも到着前にジンベエさん深い方へ雲隠れ・・・
ってかリーフに当たる波がえげつない!!
見ることは叶わず・・・おしい!
【Dive7 Sun Island Out Reef(サンアイランド・アウトリーフ/アリ環礁)】
いちおうジンベエがいることは確認できたこのエリア
ということで、そのままこのエリアで居残り。ジンベエが出ることを期待して今日3本目のダイビング。
入ってみると透明度がわっるい! プランクトン食のジンベエ。透明度が悪いってことはプランクトンが多いってことでもあるし決して悪いっとは言い切れないけど、とは言えこの透明度。よっぽど近くに来てないと見つけられなさそう・・・
ドロップオフから離れた場所にポジションとってジンベエを自分でも探してみたものの、やっぱり、まぁ当たり前やけど見つけられず(^^;
途中から自分も諦めモード(^^;
ところでモルディブの属するインド洋。自分はこのエリアに来たのは初めて。そうなると今までに見たことなかった魚がチラホラいる! 本命のジンベエはあんな感じの透明度で見つかりそうもないもんやし、途中から気になった見たことない魚を写真に収める回に自分の中の意識が持ってかれましたwww
アズキハタ 和名があるってことは日本にもいるんやろうけど、意識してみたことなかった・・・
オウギチョウチョウウオ
ジンベエさん、見えないものはそういうことで仕方なし! 明日に期待ですな~
晩御飯も食べて翌日の準備(ハウジングとか)を整えた23時半。
そんな一日の終わりは、昨日に引き続いてサンデッキでの星空観賞!
昨日も今日も、そんなことしてるやつ他におらんかったから独占状態。
サンデッキにリクライニングチェアー用のマットを引いて、枕は部屋から持参!
星をひとしきり楽しんで、そのままその場でzzz
就寝!
そんな3日目、終了!
2017年8月14日
月齢21.7
【Dive5 アリマタ・カンドゥ】
- エントリー 6時39分
- ダイブタイム 46分
- 水温 29.0℃
- 水深 平均/最大 16.5m/31.0m
【Dive6 ラックス・アウトリーフ】
- エントリー 12時10分
- ダイブタイム 43分
- 水温 29.2℃
- 水深 平均/最大 15.5m/21.3m
【Dive7 サンアイランド・アウトリーフ】
- エントリー 16時25分
- ダイブタイム 49分
- 水温 29.2℃
- 水深 平均/最大 14.9m/21.8m