アバトルパス ランギロア 新婚&ダイビング旅行記
イアオラナ!!
ええ、行ったのは6月も半ば、かれこれ4か月以上経ってしまったという相変わらずの遅筆っぷり(>_<) (下書きを書いた時点では2か月経過だったハズやの・・・) まぁ、一連の記事が纏まってからアップしようとしてましたんで。
ダイビング目的&新婚旅行で行ったタヒチ・ランギロア。いよいよ今回からダイビング編!!
ランギロアには主に3つのダイビングポイントがあります。
一つは今回は行きませんでしたが、体験ダイビングでも使われるラグーンの内海、ティプタパスで流れ着く先、砂が堆積した小島の周り「アクアリウム」。
空港のある島の一端の水路(パス)に位置する世界に名だたるビッグポイント!! なにかが起こる「ティプタパス」
そして空港のある島のもう一端、アバトル村を望む水路「アバトルパス」
今回は、その「アバトルパス」編!! いってみよ~~!!
【 アバトル・パス 】
ツアモツ諸島にあるランギロア。 いくつもの細長い島とそれに囲まれたラグーンで作られる地形。
潮の満ち引きから引き起こされるラグーン内外の海水面の高さの差が生み出す水の位置エネルギーは、島と島の間にある水路= パス を海水が流れ落ちることで解放されるわけですが、その強い流れのおかげで魚も集まって面白いダイビングサイトになってくれる。
空港のあるメインの島の西の端の水路にあるのが「アバトルパス」
今回のダイビング旅行では5日をダイビングに使いましたが、初日の1本目と最終ダイビング日の1本目に行きました。
世界的にもあまりにも有名で、そしてその名に負けないエキサイティングな実力でダイバーを惹きつけてやまないティプタパスがあるんでサブ的立ち位置ですが、それでもバラクーダも見れたり。他の場所なら、たぶん4番を張れるメインダイブサイトに成れるんじゃない?!
上空からアバトルパスを見ても、海底の地形が引っ掻いたようにすじ状になっていて、如何に流れがあるかってのが伺える。
ここのポイントで見れた出物は、何をさておいても イトヒキアジ!!
糸を引くように、ながーーーい背びれと尻びれが優雅なレアもの!!
そいつが3匹のキレイな編隊で登場!!
初めは遠かったけど、ぐるっと回っての大接近! ストロボもバッチリ当たるギラギラ!
これが初日の1本目にでたんやからランギロアのポテンシャルと幸先のよさを感じましたね!
エースの座も流れの強さもティプタパスに譲っているけど、それでもパスでのダイビング。ラグーンへのイン・アウトの流れとは別に、常に一定方向で流れてるオーシャニックカレントでの流れもあって、まさにドリフトダイビング。 流れのある時には中層に好んで群れるアカモンガラが大量!
ドロップオフを背に沖側を映したこの写真、この写真からも、右手(東)から流れが来てて何かしらが出そうな空気感(水中やけどw)がある海やってことが分かるかと!
逆に陸側の棚上を見ればヒメフエダイの大編隊!
これがなかなか臆病で、せっかくの群れやけどそうそう寄らせてくれないで逃げていく(>_<)
かと思えば、群れじゃないときにずーっと一緒に泳いでくれたりと、気まぐれさんw
さらに棚上で流していくと、タイマイも登場。 一心不乱にサンゴをボリボリ食べてて、こっちが寄って行っても我関せず。 ひとしきり食べてたら満足したのか、これまた優雅に泳ぎ去っていきました。
オーシャニックカレントに乗ってドロップオフを進んで、パスへの出入口のコーナーに至ると待ってくれていたのがバラクーダの群れ!!
青い海をバックにギラギラの体! 今回レンタルで初めて導入した、パナソニックの8mmフィッシュアイにも収まらない広がりはさすが群れ映えするダイビングアイドル! (Panasonic Lumix G Fisheye8mm)
ズームも効かない強烈に広い画角のフィッシュアイ、ストロボを当てることも必要なんで「寄ってなんぼ」のレンズ。
とは言え、水中でしかも流れがある中で寄るのはそう簡単じゃないわけで、しかも被写体の様子を見ながら驚かせて逃がしてしまうことが無いよう上手くコース取りとスピードコントロールをしながらで、出物があったらとにかくキック。 体力勝負なレンズですな。
そんなこんなのアバトルパス。
バラクーダもイトヒキアジも出て、ヒメフエダイは大群。遠目で写真は撮れんかったけどグレイリーフシャークにホワイトチップシャークも出て、楽しいポイントかと。
ただ!! ティプタパスっていう絶対エースがいるんで、霞むわけですがw
そんなわけで、次は、ティプタパス!!
では!
タヒチ・ランギロア⑤
撮影機材紹介【サブ GoPro HERO6】 タヒチ・ランギロア ダイビング&新婚旅行記
イアオラナ!!
タヒチへのダイビング旅行記、これを機に、今まで触れたことの無かった撮影機材について紹介してみよう 第2弾!!!!
第1弾はメイン機のミラーレス「GX7」でしたが、(ひとつ前の記事)、
ただまぁ、こいつは 陸上での総重量で4.7kg。(とはいえこれでもレフ機に比べれば圧倒的にコンパクトで軽量なんですが...(^^; それに水中では浮力のが働くんで、極端な重さにはならないですし。 )
もう、行けることも無いであろうタヒチ・ランギロア、せっかくのこの機会、「ヨッメにもカメラを持たせようか」っと思ってましたが、激流のランギロア、さすがに “ レフ機に比べれば ” コンパクトっとは言え、片手が塞がる状態でティプタパスにエントリーさせるのはチョイと荷が重い?!
ってか、「陸上でもカメラ使ってないのに、水中ならなおさら撮れない」っというのはヨッメの尤もなご意見(>_<) F値・SS・ISOも理解していないヨッメに、そこに「ストロボ光量と自然光のミックス光やから~」やら「太陽光の影響が~」、「被写体の明るさがアレやから光量調整を~」なんて言っても、ね・・・
ヨッメ曰く、
「あんたが写真係やから、押すだけで取れる動画機がイイ!! そう、アクションカムがイイっす!」
そんな我が家に、僥倖!!!
宮古島での結婚式に招待した大学時代からの友達連中が、「結婚式のご祝儀辞退とかホテル代とかのお礼に何かお祝いのプレゼントを」っとのありがたいお言葉!!
まさに渡りに船!!!
「友達が何か結婚式の招待のお返しでプレゼントを、って言ってくれてるんやけど、アクションカムにする? そしたらランギロアでyou、使えるよ~(心の声;俺もバイクで使えるし)」
「あんたの友達のプレゼントやのにイイの?」
「いいよ~二人へのプレゼントやねんから!(心の声;そしたら俺も合法的にバイクで使えるアクションカムが手に入るし)」
「ホンマに!! ありがと~~!!」
んで!!! じゃ~~~~ん!!!!
良き友に感謝ですよ!!
おかげさまで、ヨッメに感謝までされながら、家族マイレージとアクションカムの両取りGet という離れ業をやってのけることが出来ました!!!!!www
この記事書いた時点ではGoProも7が出てますが、その当時なので買ったのは、「GoPro HERO6 Black」
当然のように対抗馬に上がったのはSONYのやったわけですが、SONYを取らなかったのは「たとえ小さかろうが何だろうが、画角・とれている絵の確認のために背面液晶の搭載は絶対!!!」だったため。
撮り直しの利かない一期一会の水中世界、(ヨッメが)1台だけを持って入る撮影機材としては、録画のON・OFF状態、被写体が中心に来てるのか程度が確認できるぐらいでもイイけど背面液晶無しは、ダメ・絶対!!!!
(リスト式の液晶の通信は水中では通信できないですし、ってか防水じゃない)
じゃあ、オリンパス。これは水圧を検知して水深に応じて水中ホワイトバランスを変化させてくれるという、さすが水中向けカメラを長くやってきたオリンパス!な仕様。
ただ、伊豆と沖縄、モルディブにマリアナ諸島に今回のタヒチ、水中の色も明るさも全然違うやろうにどうなんやろ?っという疑問が・・・ それに、ホワイトバランスの切り替わりが不自然なんてレビューも見てたので落選。
じゃぁ、ニコンのは? ・・・・触れないでおきますか。
ってことで、割と簡単な1択でGoProになりました!(^^)
で、水中で使うにあたって用意した正規アクセサリーはコチラ!
水中用のホルダー「THE HANDLER Floating Hand Grip」に防水ケース「SUPER SUIT」。ホルダーを付けると弱プラス浮力になりますね。好き好みですが(^^; ただそんな極端なプラス浮力にはならないんで違和感は無かったです。
そしてハウジング?となる防水ケースも導入。GoPro本体も10mの防水がありますが、時には30mオーバー、普通でも25mぐらいは潜るダイビングなのでこれは必須(^^)
【国内正規品】GoPro(ゴープロ) HERO7 Black CHDHX-701-FW ゴープロ ヒーロー7 ブラック ウェアラブル アクション カメラ 【GoPro公式】
- 出版社/メーカー: ゴープロ
- 発売日: 2016/10/03
- メディア: エレクトロニクス
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【国内正規品】GoPro ウェアラブルカメラ用アクセサリ THE HANDLER (ザ ハンドラー) フローティング ハンド グリップ AFHGM-002
- 出版社/メーカー: GoPro(ゴープロ)
- メディア: エレクトロニクス
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それに加えて買ったアクセサリーが、水中での色味を補正するカラーフィルター、「GoPro HERO6 フィリップオレンジフィルター」
HERO6っとは書かれてますが、HEROの3・3+・4・5・6に対応。
長波長側の光から失われていく水中世界、赤い光がなくなって青が残るから水中は青い世界なわけで。
でもそのままの(自然光だけの)状態で撮影をしても青被りしてイマイチでキレイじゃない、特にそれが地形とかでなく生物相手となると・・・
そういう時、スチルの撮影なら外付けストロボを焚けば青い自然光があふれる水中に白色光を持ち込めるわけですが、動画だとそうはいかない、ですね~。
動画の場合での解決策となると、大光量のLEDライトを持ち込めば・・・ってことになるわけですが本体以上にデカいライトを複数用意するってのは、ランギロアの激流を想定してヨッメにはコンパクトさをっていうコンセプトからズレるし、何より高い!!!
ってことで、そんな時に登場なのが、レンズ前に付けるカラーフィルター!!
下のパッケージ写真が分かりやすいですが、失われる赤系の色を足して青被りを補正して鮮やかにしてくれる製品。
モノは海外ですが、ハウジングとか水中ライトなんかの水中撮影機材を長く扱ってるFish Eye社が国内販売してるんで信頼できるかと。(そして実際使ってみて信頼できるものでした。) ヘンな品質のモノだと、真っ赤になったり光の透過率が低すぎてダメダメだったりしかねないので・・・
セットの内容はこんな感じで、メインとなるカラーフィルターは、水深に応じた3種。この3種のうちの2つを一度にセットして水中に持ち込めます。水中での付け替えは製品名の「Flip」の名の通り、パカッとレンズ前に被せる方法で出来ます(^^)
フィルターの3種の内容は、
- Shalow の5-20feet(水深6m程度まで)
- Dive の20-50feet(水深6~17m程度まで)
- Deep の50feet以上用
の3つ。ただ、使ってみて少なくともランギロアではDeepのフィルターはいらないカンジで、Diveの1枚でOKなカンジでした。
装着するとこんな感じで、純正の防水ケースのレンズの枠にはめて締め込み固定する感じ。
フリップしてレンズ前に持ってくるとコレ!↓
片手でパタンと付けられますし、使わないときはカチッと手応えがあるまで後ろに回しておけば固定されるんで、フラフラして意図せずレンズ前に来ることも無かったです(^^)
ランギロアでは海外のダイバーさんで使ってる方もいました。で、その方はカラーフィルターひとつ、もう一つの取付枠にはコンバージョンレンズを付けられてました。海外だと、GoPro+FLIP用のコンバージョンレンズが売ってるんですね~
ってことで、そんな感じの撮影機材で挑んだタヒチ・ランギロアへのダイビング旅行、またまた更新が空いてしまいましたが、次回、よーーーーーーやく(笑) ダイビング編です!!www
タヒチ・ランギロア④
撮影機材紹介 【メイン機 GX7 】 ~ミラーレスを選んだ理由。 ランギロア ダイビング&新婚旅行記
イアオラナ!!
タヒチの言葉でこんにちは!!!
すんごいイマサラにになって書き始めているタヒチ・ランギロアへのダイビング旅行記!!
2018年6月に新婚旅行っという機会に行ってきました!(もはや4か月の昔の話www)
共通の趣味のスキューバダイビングがキッカケで知り合ったヨッメ。ちょうど1年前の10月に籍を入れました。
そんなこともあって、新婚旅行の行先はダイバーのあこがれ タヒチ!!
その中でも、世界に名だたるダイビングポイント “ ティプタ・パス ” があるランギロア島 に行ってきました!!
さて、そんなダイビング&新婚旅行記にあたって、
そういや今まで書いたこと無かったな~っていう内容を思い出したのですが、
それが 「 撮影機材紹介 」!
ちょいちょい書くダイビング旅行のブログ記事ですが、ノンダイバーの人には特に馴染みが無いのが 水中での撮影機材。
リアルの生活の中でも、撮った水中写真を見せた時によく聞かれるのはやっぱり「どうやって撮ったん? カメラ水中に持っていくん?」っという質問。
ってことで、今回、タヒチ・ランギロアでのダイビングの記事を書くにあたって、せっかくなんで撮影機材紹介をしてみようかと! しばらく、ダイビングに行ける機会も無さそうですし、これを機に!
【 Panasonic GX7 + プロモファクトリー製ハウジング】
まずはメイン機!
使っているカメラは Panasonicのミラーレスカメラ「GX7」
それを水中に持っていくためのハウジング(防水のケース)は、プロモファクトリーのGX7用(いまはプロモファクトリーは UmiUmi に変わってますね。)並べて写真を撮るとこんなカンジ。(リポDはサイズ比較用 www)
8mmフィッシュアイレンズ仕様にしてしまうと撮れる写真とか被写体までの距離がシビアになってしまう・・・
45mmマクロレンズ仕様にしてしまっても、それはそれで割り切りが必要・・・
そのどっちにも振り切ることが出来ない なまもの は、ズームレンズ仕様です。(誰ですか!! 優柔不断仕様なんて言うのは!!)
やっぱり、プロでもないアマチュアのレクリエーションダイバー、そしてワイド好き、さらにその中でもサメ好きってなるとフィッシュアイが活きる距離まで水中の被写体に寄れるとは限らないわけで・・・
そうなると 標準ズーム+いざとなればのワイドコンバージョンレンズ仕様がイイ落としどころ のように思ってます。コンバージョンレンズゆえに周辺画像の流れが起きることには目をつぶらないといけませんが(^^;
ただ、今回実感しましたが、初めて今回フィッシュアイを使う機会に恵まれたんですが、いざ寄れた時にはフィッシュアイレンズの威力は凄まじいですね。
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GX7 ボディ ブラック DMC-GX7-K
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2013/09/13
- メディア: Camera
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というわけでの水中においては標準ズームレンズ仕様のブログ主、該当するレンズは、Panasonic Lumix G X VARIO PZ14-42mm の標準ズーム。 ちょっと高級路線ってことで始まったハズのXレンズシリーズ・・・ そういえばどうなったんやろうw
電動のパンケーキズーム。電動であることの恩恵は水中では想像以上に大きい!!! ってのも、陸上ならズームリングを掴んでグイッっで済むズーム操作も、ハウジング越しで直接はレンズに触れられない水中ではそうもいかない・・・ 通常、ズームリングに後付けのギア付きのリングをはめて、ハウジングの外からズーム用ノブで操作するのが常。
それが電動ズーム使用のおかげで、水中でもレバーの操作の指一本で済む。そんなにズームする機会は多くないですが、やっぱり便利です。
背面から見ると~の図。
社外ハウジングのおかげで、Fnボタン含めGX7本体の全ボタンがサポートされてます。(社外っていうより、純正のハウジングはないですが)
それと有効なのが、GX7のチルト液晶。これを最大に活かすために(たしか)13度チルト状態でキープできるベースが付いてきます。
いわば “ 寝ころんだ状態 ” で撮影することになるダイビング中の撮影姿勢。その姿勢で一番楽に液晶撮影を出来るようにっと、試作に試作を重ねて決めたのが13度という液晶のチルト角度だったそう。
ってことでカメラをハウジングに収めるとこんなカンジ、の図。ここでは付けてないですが、実際には防水の要のOリングを付けます。 普通のハウジングのレンズポートを交換する方式と違い、全面パネルをごそっと交換する仕様。
ちなみに内蔵ストロボをポップアップすると発光します。
それをトリガーにして、 内蔵ストロボ → 光スレーブケーブル → 外付け水中ストロボ でのTTL撮影が出来ます。 もちろん設定すれば、マニュアル発光も可能。(光スレーブケーブル用の穴は2つ→2灯は普通に指令可能。ってか3灯以上はプロでも使わん!
本体+ハウジングだけではやっぱり満足な発色は得られないので、水中では外付けストロボは必須。(地形とか、そもそもストロボが当たらない状況なら要らないんですが)
ってのは、白色の太陽光も、水中に入ってしまうと波長の長い側から(赤色側から)失われてしまってノンストロボでは青被りした写真にしかならない。なので、白色光を、しかも太陽光の影響を小さくできる程の光量で水中にもたらすためには、外付けのストロボが不可欠。
そういうわけで、本体に、グリップ+アームを介してストロボを2灯つけて、ついでにフォーカスライトも付けた最終の状態でコレ!
なんということでしょう! あんなに小さかったミラーレス が、こんなに大袈裟なことにwww カメラ本体だけの重量だと500g以下でしたが、全装備では陸上重量で約4.7キロ!w まぁでもフロートも付けてるんで、水中ではそんなに重いことにはならないです。
使ってるストロボは、INONの S-2000 (ホンダじゃないよ) そいつを光スレーブでつないで、カメラ側の内臓ストロボをトリガーに光らせてます。
コンパクトで安い(比較的・・ね) S-2000、ただ、ランギに行くからにはガイドナンバーがデカくて照射角も広い「Z330」が欲しかったのは言うまでもなく。ただ、いつまでダイビングも続けられるか分からんし、結婚した中でそこまでの費用を捻出するのは・・・ねwww 諦めました!
っで!!!
いままで踏ん切りがつかず、使うことがなかったフィッシュアイレンズですが、興味があるのが本音。
今回のランギロア行きを前に、カメラ本体とハウジングのダイアルのアタリの調整してもらうためにハウジングを買った水中撮影機材屋さんに顔を出したとき、「新婚旅行でランギロアに行くんならイルカでしょ? 貸してあげるよ!!」
っていうね、店主まさかの神対応!!!
フィッシュアイ用の全面パネル!!! INONのドームポート採用!
さらには、8mm フィッシュアイレンズ!!
その2つをご厚意で貸して頂けることに!! なんたる僥倖!!!!!
ほんとにほんとにありがとうございます!!! 今後も機会があれば売り上げに貢献いたします!!www
Panasonic 単焦点 魚眼レンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G FISHEYE 8mm/F3.5 H-F008
- 出版社/メーカー: パナソニック
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レンズを装着するとこんなカンジの図!
初だったフィッシュアイですが! これが大正解! 触れることが出来る距離まで遊びに来てくれるランギロアのイルカ! そのシャッターチャンスに大活躍してくれました!!
ヨッメの指令「私とイルカの2ショットを撮れ!!」という指令にも、広い画角と良好な周辺画像のおかげで対応可!!!www
まぁ、今回の旅行のダイビングでの写真についてはおいおい後の記事で(^^;
というわけで、メイン機材としては、ミラーレスのGX7で今回の(も)ランギロアダイビング旅行にいってきました。
【 なんでミラーレスだったのか? 】
そもそも、なんでミラーレスをメイン機材として選んだのか? 今後、自分が使うことにするマウントを選ぶ際、なんでレフ機に行かなかったのか?
コンデジからのステップアップとしてレンズ交換式に行こうかと思ったときに、レフ機なのかミラーレスなのかってのは良くある分岐点だと思います。
そんなタイミングの自分がミラーレスを選んだ理由、それはやっぱり、「コンパクト」さと「水中で片手で操作できる操作性と構造」でした。
コンデジからステップアップでレンズ交換式カメラを買おうと思った時、選定するうえで どうしてもどうしてもセーーーーッタイに外せなかった核心の条件、それは、
「社外でもいいから水中ハウジングがあること!」
そして、その中でミラーレスなのかレフ機なのかって話になりますが、現実的にレフ機のハウジングはやっぱり高いってことがあります。
例えば、APS-CのD7500用で約40万円、35㎜版でD850用となると45万円。
対してGX7用なら同じ Nauticam のもので約20万円と約半額。さらにメーカーを変えてプロモファクトリーのものにすれば、大体13万円ぐらいやった気がします。
とうぜん使うカメラそのものの費用に水中用のストロボやベース・アーム類の出費も乗ってくるとなると、下手したら(ヘタしなくても) そこそこの大型バイクが新車で買えてしまうw
ですが、そういうフトコロ事情はさておいて、それ以外の面でも私の想定する使用場面ではミラーレスが最適解でした。
と言うのも、大物・群れのワイド系ダイビングが好き、そうなると
必然的に、
強烈なカレントの中で潜る機会も多く、岩にしがみついていないとその場にはとどまれないほどの強烈な流れの中に身を置くことも、決して稀ではない。
神子元しかり、西表島のオガンしかり、パラオのブルーコーナーしかり、マラトゥアしかり、・・・ね。
実際、今回のタヒチ・ランギロアでもそんな場面が多々! 吐いた泡が真横にスッ飛んでいくような流れのなかで潜ることはザラ!
そうなってくると、
- (レフ機に比べれば)コンパクトで流れがある中でも水による抵抗が小さい
- 操作系が右手に集約されてて、左手で岩をわしづかみにしていてもそのコンパクトさも相まって右手1本で設定をイジルことが出来るし、シャッターも切れる
- (AFも含め)背面液晶を使った撮影に最適化されているので、体から離しても撮影できる
- ファインダーを覗き込まなくても撮れるんで左手はフリーで岩を掴んでられるし撮影姿勢は自由
そのあたりの「コンパクトさ」と「片手操作可能」なあたりが、自分のダイビングスタイルと自分自身のスキルを総合すると最適解だったってことです。
もちろんAFの速さ、実像を見てることによる被写体の探しやすさ、っと水中でも光学ファインダーが活きる場面は多々あるのは承知の上で。それでも、潜るポイントの傾向と自身のスキル(と、あとお財布の中身www)を考慮すると、ミレーレスだな~っと。
あと、バイクでも使うことを考えると、ホルスターバックに本体+レンズに交換レンズも1本ぐらいは入れられるミラーレスのコンパクトさのメリットは決定的でした。
ここでも、ミラーユニットが無い(フランジバックが短い)ことによるコンパクトさはその意味がデカかった。
センサーサイズが ” 程よい ” サイズのマイクロフォーザーズ規格であるが故のボディーのコンパクトさはやっぱり意味が大きかったです。下の写真は、メイン機のGX7とツーリングのお供のGM1、(とサイズ比較のニワトリの卵www)
どっちもホルスターバックにラクラク入る大きさと重さ。 とくにGM1のサイズはツールイングに完璧!
そして必要とされるイメージサークルのコンパクトさが活きるこれまたコンパクトなレンズ。
単焦点であれば、解放F値が1.7という明るいレンズでも卵サイズ!
広角とか標準ズームもF値が普通であればコンパクト。
もちろん2.8通しズームとか、8-18mm/F2.8-4.0広角ズームとかのレンズになってくると大きくなるけど、それでもマイクロフォーザーズじゃなければさらに・・・なわけで(^^;
そういう理由で、初代メイン機材として、パナソニックのGX1とハウジングを導入したのが2011年でした。
んでもって、ミラーレスの中で「Panasonic」を選んだのは、
- PanasonicのカメラのUIに慣れていた、且つ分かりやすい
- その当時、各社ラインナップの中で一番AFが速かった
- マイクロフォーザーズフォーマットが故のコンパクトさ
- マイクロフォーザーズ陣営でオリンパスレンズも使えてレンズが豊富
ってあたりが理由でしたね。
特に「操作が直感的」っていうのは大事ですね! ダイビングのライセンスを取る時にも習うように、水中では思考能力が大幅に低下します。そんななか、直感的に操作できる・操作のステップが少ないっていうのは案外に超重要事項!
そしてAFの速さ、特に低照度下でのそれはダイビングを考えるとかーーーーなり重要。
今ではミラーレスのAFも、像面位相差AFや空間認識AF、パナソニックではDFDと各社進んでます。でも、初めてのミラーレスとしてGX1を買ったのはまだミラーレスが始まって間もなかった2011年。2008年にパナソニックが業界初のミラーレスであるG1を発売してからまだ3年。
その当時、GX1はレンズと本体との信号のやり取りのフレームレートを上げたことでのAFの速さを一つの売りにしてました。 (そして今ではその頃よりさらに速い信号のやり取りのレートに進化してますが。対して、出たてのEOS MのAFは、陸上ですら2周以上周回遅れに思うほどのもっさりで、到底水中で使えるレベルじゃない悲惨なレベルなのが逆に印象的でしたし、レンズのラインナップも・・・)
被写体も自分の体も動く水中での撮影、AFはやっぱり重要項目。
最終的に、その辺の諸々を考えてのGX1でした。
そして、それから2年後の2013年、今の水中でのメイン機 GX1の後継機の「GX7」が発売。
当時、新センサーでのダイナミックレンジupに抜けが良くなった発色、2軸とは言え本体内手振れ補正搭載、メカシャッターで1/8000の速度、電子シャッター搭載でシャッターショックでのブレの排除可能、前後2ダイヤルと胸アツ仕様で登場したGX7。 特にGX1より圧倒的にクリアで雑味が無くなった発色が好みですね~
でもそれ以上にダイビングにGX7が向いていると思ったのが、
- 拡張でISOを125まで下げられること!!
- ストロボ撮影時の同調速度が1/320秒!!
- Fnボタンにフラッシュ光量調整を割り当てられる(これはGX1でも)
- 内蔵ストロボ搭載(これもGX1と同じコンパクトなまま外部ストロボを作動できる)
ってポイント。特に1つめと2つ目は超・超・超・超・チョーーーー重要!!!!
どうしても太陽光の影響が大きくなってしまう浅い水深。特に南国の明るい浅い水深でも、絞りを絞って、そして感度を下げて、SSを上げることで光源としての太陽光を排除してストロボを効かせた撮影が出来るのが、最高にイイ!
それに3つ目のフラッシュ光量調整のFnボタンへの割り当てもむっちゃくちゃ重要!!
とにかく、フラッシュ光量の調整の機会が多いのが水中撮影。TTLでのそのフラッシュ光量を手元のボタンで少ない操作ステップで出来るのは、地味ながら大事!! これも
いまや、GX7もMarkⅢにまでモデルチェンジされて2世代前になってしまいましたが(^^;
ただ、ハウジングも値段がするし、水中用メイン機材、そうそう買い換えられるものではないので!!!www (遠吠えw)
ただ、もし今、選んでいいよって言われたらGX7 MK3ですかね~
フラッシュ同調速度がGX7より2/3段低い1/200が上限とやや低いですが、逆にISOは拡張で100が選択可能と1/3段低感度側に広がってますし。SSもそこまで上げることもマレ。DFDもあってAFの進化に4Kフォトっと。内蔵ストロボもあるし、正当な水中向けの後継機。
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GX7MK3 ボディ ブラック DC-GX7MK3-K
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2018/03/15
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まぁ、しばらく買い替えることも出来んでしょうし、GX7を使い続けるでしょう。買い換えたらハウジングごと買い替えですから!www
そんなこんなで、
我が家には、
無印のGX7が3台もあります!www
(陸上用、水中用のストック、旧水中用の不具合品の3台www)
そんなこんなの、この機会に!の撮影機材紹介でした!
次回は、もういっちょ、撮影機材紹介!
今回の旅で初導入、GoPro編です!!
では!
タヒチ・ランギロア③