CBRと趣味の言い訳部屋

なにかと言い訳と口実を見つけながら趣味と日常を綴るブログです(^^)

撮影機材紹介 【メイン機 GX7 】 ~ミラーレスを選んだ理由。 ランギロア ダイビング&新婚旅行記

 

イアオラナ!!

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タヒチの言葉でこんにちは!!!

 

 

すんごいイマサラにになって書き始めているタヒチ・ランギロアへのダイビング旅行記!!

2018年6月に新婚旅行っという機会に行ってきました!(もはや4か月の昔の話www)

 

共通の趣味のスキューバダイビングがキッカケで知り合ったヨッメ。ちょうど1年前の10月に籍を入れました。

 

そんなこともあって、新婚旅行の行先はダイバーのあこがれ タヒチ!! 

その中でも、世界に名だたるダイビングポイント “ ティプタ・パス ” があるランギロア島 に行ってきました!!

 

 

さて、そんなダイビング&新婚旅行記にあたって、

そういや今まで書いたこと無かったな~っていう内容を思い出したのですが、

 

それが 「 撮影機材紹介 」!

 

 

ちょいちょい書くダイビング旅行のブログ記事ですが、ノンダイバーの人には特に馴染みが無いのが 水中での撮影機材

リアルの生活の中でも、撮った水中写真を見せた時によく聞かれるのはやっぱり「どうやって撮ったん? カメラ水中に持っていくん?」っという質問。

 

 

ってことで、今回、タヒチ・ランギロアでのダイビングの記事を書くにあたって、せっかくなんで撮影機材紹介をしてみようかと!  しばらく、ダイビングに行ける機会も無さそうですし、これを機に!

 

 

 

Panasonic GX7 + プロモファクトリー製ハウジング】

まずはメイン機!

使っているカメラは Panasonicのミラーレスカメラ「GX7」

 

それを水中に持っていくためのハウジング(防水のケース)は、プロモファクトリーのGX7用(いまはプロモファクトリーは UmiUmi に変わってますね。)並べて写真を撮るとこんなカンジ。リポDはサイズ比較用 www)

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8mmフィッシュアイレンズ仕様にしてしまうと撮れる写真とか被写体までの距離がシビアになってしまう・・・

45mmマクロレンズ仕様にしてしまっても、それはそれで割り切りが必要・・・

 

そのどっちにも振り切ることが出来ない なまもの は、ズームレンズ仕様です。(誰ですか!! 優柔不断仕様なんて言うのは!!)

 

やっぱり、プロでもないマチュアのレクリエーションダイバー、そしてワイド好き、さらにその中でもサメ好きってなるとフィッシュアイが活きる距離まで水中の被写体に寄れるとは限らないわけで・・・ 

そうなると 標準ズーム+いざとなればのワイドコンバージョンレンズ仕様がイイ落としどころ のように思ってます。コンバージョンレンズゆえに周辺画像の流れが起きることには目をつぶらないといけませんが(^^;

 

 

ただ、今回実感しましたが、初めて今回フィッシュアイを使う機会に恵まれたんですが、いざ寄れた時にはフィッシュアイレンズの威力は凄まじいですね。

 

というわけでの水中においては標準ズームレンズ仕様のブログ主、該当するレンズは、Panasonic Lumix G X VARIO PZ14-42mm の標準ズーム。 ちょっと高級路線ってことで始まったハズのXレンズシリーズ・・・ そういえばどうなったんやろうw

電動のパンケーキズーム。電動であることの恩恵は水中では想像以上に大きい!!! ってのも、陸上ならズームリングを掴んでグイッっで済むズーム操作も、ハウジング越しで直接はレンズに触れられない水中ではそうもいかない・・・ 通常、ズームリングに後付けのギア付きのリングをはめて、ハウジングの外からズーム用ノブで操作するのが常。

 それが電動ズーム使用のおかげで、水中でもレバーの操作の指一本で済む。そんなにズームする機会は多くないですが、やっぱり便利です。

 

背面から見ると~の図。 

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 社外ハウジングのおかげで、Fnボタン含めGX7本体の全ボタンがサポートされてます。(社外っていうより、純正のハウジングはないですが)

それと有効なのが、GX7のチルト液晶。これを最大に活かすために(たしか)13度チルト状態でキープできるベースが付いてきます。

いわば “ 寝ころんだ状態 ” で撮影することになるダイビング中の撮影姿勢。その姿勢で一番楽に液晶撮影を出来るようにっと、試作に試作を重ねて決めたのが13度という液晶のチルト角度だったそう。

 

ってことでカメラをハウジングに収めるとこんなカンジ、の図。ここでは付けてないですが、実際には防水の要のOリングを付けます。 普通のハウジングのレンズポートを交換する方式と違い、全面パネルをごそっと交換する仕様。

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ちなみに内蔵ストロボをポップアップすると発光します。

それをトリガーにして、 内蔵ストロボ → 光スレーブケーブル → 外付け水中ストロボ でのTTL撮影が出来ます。 もちろん設定すれば、マニュアル発光も可能。(光スレーブケーブル用の穴は2つ→2灯は普通に指令可能。ってか3灯以上はプロでも使わん!

 

本体+ハウジングだけではやっぱり満足な発色は得られないので、水中では外付けストロボは必須。(地形とか、そもそもストロボが当たらない状況なら要らないんですが)

 ってのは、白色の太陽光も、水中に入ってしまうと波長の長い側から(赤色側から)失われてしまってノンストロボでは青被りした写真にしかならない。なので、白色光を、しかも太陽光の影響を小さくできる程の光量で水中にもたらすためには、外付けのストロボが不可欠。

 

そういうわけで、本体に、グリップ+アームを介してストロボを2灯つけて、ついでにフォーカスライトも付けた最終の状態でコレ!

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なんということでしょう! あんなに小さかったミラーレス が、こんなに大袈裟なことにwww  カメラ本体だけの重量だと500g以下でしたが、全装備では陸上重量で約4.7キロ!w まぁでもフロートも付けてるんで、水中ではそんなに重いことにはならないです。

 

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使ってるストロボは、INONの S-2000 (ホンダじゃないよ) そいつを光スレーブでつないで、カメラ側の内臓ストロボをトリガーに光らせてます。 

INON(イノン) S-2000 ストロボ

INON(イノン) S-2000 ストロボ

 

 

 コンパクトで安い(比較的・・ね) S-2000、ただ、ランギに行くからにはガイドナンバーがデカくて照射角も広い「Z330」が欲しかったのは言うまでもなく。ただ、いつまでダイビングも続けられるか分からんし、結婚した中でそこまでの費用を捻出するのは・・・ねwww 諦めました!

 

【INON】Z-330ストロボ

【INON】Z-330ストロボ

 

 

 

 

 

 

っで!!!

いままで踏ん切りがつかず、使うことがなかったフィッシュアイレンズですが、興味があるのが本音。

 

今回のランギロア行きを前に、カメラ本体とハウジングのダイアルのアタリの調整してもらうためにハウジングを買った水中撮影機材屋さんに顔を出したとき、「新婚旅行でランギロアに行くんならイルカでしょ? 貸してあげるよ!!」

っていうね、店主まさかの神対応!!! 

 

フィッシュアイ用の全面パネル!!! INONのドームポート採用!

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さらには、8mm フィッシュアイレンズ!! 

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その2つをご厚意で貸して頂けることに!! なんたる僥倖!!!!!

 

ほんとにほんとにありがとうございます!!! 今後も機会があれば売り上げに貢献いたします!!www

 

 

レンズを装着するとこんなカンジの図!

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初だったフィッシュアイですが!  これが大正解! 触れることが出来る距離まで遊びに来てくれるランギロアのイルカ! そのシャッターチャンスに大活躍してくれました!!

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ヨッメの指令「私とイルカの2ショットを撮れ!!」という指令にも、広い画角と良好な周辺画像のおかげで対応可!!!www

 

まぁ、今回の旅行のダイビングでの写真についてはおいおい後の記事で(^^; 

 

というわけで、メイン機材としては、ミラーレスのGX7で今回の(も)ランギロアダイビング旅行にいってきました。

 

 

 

【 なんでミラーレスだったのか? 】

そもそも、なんでミラーレスをメイン機材として選んだのか? 今後、自分が使うことにするマウントを選ぶ際、なんでレフ機に行かなかったのか?  

コンデジからのステップアップとしてレンズ交換式に行こうかと思ったときに、レフ機なのかミラーレスなのかってのは良くある分岐点だと思います。

 

 

そんなタイミングの自分がミラーレスを選んだ理由、それはやっぱり、「コンパクト」さと「水中で片手で操作できる操作性と構造」でした。

 

 

コンデジからステップアップでレンズ交換式カメラを買おうと思った時、選定するうえで  どうしてもどうしてもセーーーーッタイに外せなかった核心の条件、それは、

 

「社外でもいいから水中ハウジングがあること!」

 

 

そして、その中でミラーレスなのかレフ機なのかって話になりますが、現実的にレフ機のハウジングはやっぱり高いってことがあります。

 

例えば、APS-CのD7500用で約40万円、35㎜版でD850用となると45万円

対してGX7用なら同じ Nauticam のもので約20万円と約半額。さらにメーカーを変えてプロモファクトリーのものにすれば、大体13万円ぐらいやった気がします。

 

とうぜん使うカメラそのものの費用に水中用のストロボやベース・アーム類の出費も乗ってくるとなると、下手したら(ヘタしなくても) そこそこの大型バイクが新車で買えてしまうw

 

ですが、そういうフトコロ事情はさておいて、それ以外の面でも私の想定する使用場面ではミラーレスが最適解でした。

 

と言うのも、大物・群れのワイド系ダイビングが好き、そうなると

 

必然的に、

強烈なカレントの中で潜る機会も多く、岩にしがみついていないとその場にはとどまれないほどの強烈な流れの中に身を置くことも、決して稀ではない。

 

神子元しかり、西表島のオガンしかり、パラオのブルーコーナーしかり、マラトゥアしかり、・・・ね。

 

実際、今回のタヒチ・ランギロアでもそんな場面が多々! 吐いた泡が真横にスッ飛んでいくような流れのなかで潜ることはザラ!

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そうなってくると、

  • (レフ機に比べれば)コンパクトで流れがある中でも水による抵抗が小さい
  • 操作系が右手に集約されてて、左手で岩をわしづかみにしていてもそのコンパクトさも相まって右手1本で設定をイジルことが出来るし、シャッターも切れる
  • (AFも含め)背面液晶を使った撮影に最適化されているので、体から離しても撮影できる
  • ファインダーを覗き込まなくても撮れるんで左手はフリーで岩を掴んでられるし撮影姿勢は自由

 

そのあたりの「コンパクトさ」と「片手操作可能」なあたりが、自分のダイビングスタイルと自分自身のスキルを総合すると最適解だったってことです。

もちろんAFの速さ、実像を見てることによる被写体の探しやすさ、っと水中でも光学ファインダーが活きる場面は多々あるのは承知の上で。それでも、潜るポイントの傾向と自身のスキル(と、あとお財布の中身www)を考慮すると、ミレーレスだな~っと。

 

 

あと、バイクでも使うことを考えると、ホルスターバックに本体+レンズに交換レンズも1本ぐらいは入れられるミラーレスのコンパクトさのメリットは決定的でした。

ここでも、ミラーユニットが無い(フランジバックが短い)ことによるコンパクトさはその意味がデカかった。 

 

センサーサイズが ” 程よい ” サイズのマイクロフォーザーズ規格であるが故のボディーのコンパクトさはやっぱり意味が大きかったです。下の写真は、メイン機のGX7とツーリングのお供のGM1、(とサイズ比較のニワトリの卵www)

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どっちもホルスターバックにラクラク入る大きさと重さ。 とくにGM1のサイズはツールイングに完璧!

 

そして必要とされるイメージサークルのコンパクトさが活きるこれまたコンパクトなレンズ。

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左から15mm/F1.7、20mm/F1.7、42.5mm/F1.7、12-35mm/F3.5-5.6、9-18mm/F4.0-5.6 

 単焦点であれば、解放F値が1.7という明るいレンズでも卵サイズ!

広角とか標準ズームもF値が普通であればコンパクト。

 

もちろん2.8通しズームとか、8-18mm/F2.8-4.0広角ズームとかのレンズになってくると大きくなるけど、それでもマイクロフォーザーズじゃなければさらに・・・なわけで(^^;

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そういう理由で、初代メイン機材として、パナソニックのGX1とハウジングを導入したのが2011年でした。

 

 

んでもって、ミラーレスの中で「Panasonic」を選んだのは、

  • PanasonicのカメラのUIに慣れていた、且つ分かりやすい
  • その当時、各社ラインナップの中で一番AFが速かった
  • マイクロフォーザーズフォーマットが故のコンパクトさ
  • マイクロフォーザーズ陣営でオリンパスレンズも使えてレンズが豊富

ってあたりが理由でしたね。

 

特に「操作が直感的」っていうのは大事ですね! ダイビングのライセンスを取る時にも習うように水中では思考能力が大幅に低下します。そんななか、直感的に操作できる・操作のステップが少ないっていうのは案外に超重要事項!

 

そしてAFの速さ、特に低照度下でのそれはダイビングを考えるとかーーーーなり重要。

 

今ではミラーレスのAFも、像面位相差AFや空間認識AF、パナソニックではDFDと各社進んでます。でも、初めてのミラーレスとしてGX1を買ったのはまだミラーレスが始まって間もなかった2011年。2008年にパナソニックが業界初のミラーレスであるG1を発売してからまだ3年。

その当時、GX1はレンズと本体との信号のやり取りのフレームレートを上げたことでのAFの速さを一つの売りにしてました。 (そして今ではその頃よりさらに速い信号のやり取りのレートに進化してますが。対して、出たてのEOS MのAFは、陸上ですら2周以上周回遅れに思うほどのもっさりで、到底水中で使えるレベルじゃない悲惨なレベルなのが逆に印象的でしたし、レンズのラインナップも・・・)

 

被写体も自分の体も動く水中での撮影、AFはやっぱり重要項目。

 最終的に、その辺の諸々を考えてのGX1でした。

 

 

そして、それから2年後の2013年、今の水中でのメイン機 GX1の後継機の「GX7」が発売。

当時、新センサーでのダイナミックレンジupに抜けが良くなった発色、2軸とは言え本体内手振れ補正搭載、メカシャッターで1/8000の速度、電子シャッター搭載でシャッターショックでのブレの排除可能、前後2ダイヤルと胸アツ仕様で登場したGX7。 特にGX1より圧倒的にクリアで雑味が無くなった発色が好みですね~

 

でもそれ以上にダイビングにGX7が向いていると思ったのが、

  • 拡張でISOを125まで下げられること!!
  • ストロボ撮影時の同調速度が1/320秒!!
  • Fnボタンにフラッシュ光量調整を割り当てられる(これはGX1でも)
  • 内蔵ストロボ搭載(これもGX1と同じコンパクトなまま外部ストロボを作動できる)

ってポイント。特に1つめと2つ目は超・超・超・超・チョーーーー重要!!!!

 

どうしても太陽光の影響が大きくなってしまう浅い水深。特に南国の明るい浅い水深でも、絞りを絞って、そして感度を下げて、SSを上げることで光源としての太陽光を排除してストロボを効かせた撮影が出来るのが、最高にイイ!

 

それに3つ目のフラッシュ光量調整のFnボタンへの割り当てもむっちゃくちゃ重要!!

とにかく、フラッシュ光量の調整の機会が多いのが水中撮影。TTLでのそのフラッシュ光量を手元のボタンで少ない操作ステップで出来るのは、地味ながら大事!! これも

 

いまや、GX7もMarkⅢにまでモデルチェンジされて2世代前になってしまいましたが(^^;

ただ、ハウジングも値段がするし、水中用メイン機材、そうそう買い換えられるものではないので!!!www (遠吠えw)

 

ただ、もし今、選んでいいよって言われたらGX7 MK3ですかね~ 

フラッシュ同調速度がGX7より2/3段低い1/200が上限とやや低いですが、逆にISOは拡張で100が選択可能と1/3段低感度側に広がってますし。SSもそこまで上げることもマレ。DFDもあってAFの進化に4Kフォトっと。内蔵ストロボもあるし、正当な水中向けの後継機。 

 

まぁ、しばらく買い替えることも出来んでしょうし、GX7を使い続けるでしょう。買い換えたらハウジングごと買い替えですから!www

 

そんなこんなで、

 

我が家には、

 

無印のGX7が3台もあります!www

 

(陸上用、水中用のストック、旧水中用の不具合品の3台www)

 

そんなこんなの、この機会に!の撮影機材紹介でした!

 

 

次回は、もういっちょ、撮影機材紹介!

今回の旅で初導入、GoPro編です!!

 

では!

 

 タヒチ・ランギロア①

 タヒチ・ランギロア②

 タヒチ・ランギロア③

 タヒチ・ランギロア④

 タヒチ・ランギロア⑤

 タヒチ・ランギロア⑥

 タヒチ・ランギロア⑦

 タヒチ・ランギロア⑧

 タヒチ・ランギロア⑨