アバトルパス ランギロア 新婚&ダイビング旅行記
イアオラナ!!
ええ、行ったのは6月も半ば、かれこれ4か月以上経ってしまったという相変わらずの遅筆っぷり(>_<) (下書きを書いた時点では2か月経過だったハズやの・・・) まぁ、一連の記事が纏まってからアップしようとしてましたんで。
ダイビング目的&新婚旅行で行ったタヒチ・ランギロア。いよいよ今回からダイビング編!!
ランギロアには主に3つのダイビングポイントがあります。
一つは今回は行きませんでしたが、体験ダイビングでも使われるラグーンの内海、ティプタパスで流れ着く先、砂が堆積した小島の周り「アクアリウム」。
空港のある島の一端の水路(パス)に位置する世界に名だたるビッグポイント!! なにかが起こる「ティプタパス」
そして空港のある島のもう一端、アバトル村を望む水路「アバトルパス」
今回は、その「アバトルパス」編!! いってみよ~~!!
【 アバトル・パス 】
ツアモツ諸島にあるランギロア。 いくつもの細長い島とそれに囲まれたラグーンで作られる地形。
潮の満ち引きから引き起こされるラグーン内外の海水面の高さの差が生み出す水の位置エネルギーは、島と島の間にある水路= パス を海水が流れ落ちることで解放されるわけですが、その強い流れのおかげで魚も集まって面白いダイビングサイトになってくれる。
空港のあるメインの島の西の端の水路にあるのが「アバトルパス」
今回のダイビング旅行では5日をダイビングに使いましたが、初日の1本目と最終ダイビング日の1本目に行きました。
世界的にもあまりにも有名で、そしてその名に負けないエキサイティングな実力でダイバーを惹きつけてやまないティプタパスがあるんでサブ的立ち位置ですが、それでもバラクーダも見れたり。他の場所なら、たぶん4番を張れるメインダイブサイトに成れるんじゃない?!
上空からアバトルパスを見ても、海底の地形が引っ掻いたようにすじ状になっていて、如何に流れがあるかってのが伺える。
ここのポイントで見れた出物は、何をさておいても イトヒキアジ!!
糸を引くように、ながーーーい背びれと尻びれが優雅なレアもの!!
そいつが3匹のキレイな編隊で登場!!
初めは遠かったけど、ぐるっと回っての大接近! ストロボもバッチリ当たるギラギラ!
これが初日の1本目にでたんやからランギロアのポテンシャルと幸先のよさを感じましたね!
エースの座も流れの強さもティプタパスに譲っているけど、それでもパスでのダイビング。ラグーンへのイン・アウトの流れとは別に、常に一定方向で流れてるオーシャニックカレントでの流れもあって、まさにドリフトダイビング。 流れのある時には中層に好んで群れるアカモンガラが大量!
ドロップオフを背に沖側を映したこの写真、この写真からも、右手(東)から流れが来てて何かしらが出そうな空気感(水中やけどw)がある海やってことが分かるかと!
逆に陸側の棚上を見ればヒメフエダイの大編隊!
これがなかなか臆病で、せっかくの群れやけどそうそう寄らせてくれないで逃げていく(>_<)
かと思えば、群れじゃないときにずーっと一緒に泳いでくれたりと、気まぐれさんw
さらに棚上で流していくと、タイマイも登場。 一心不乱にサンゴをボリボリ食べてて、こっちが寄って行っても我関せず。 ひとしきり食べてたら満足したのか、これまた優雅に泳ぎ去っていきました。
オーシャニックカレントに乗ってドロップオフを進んで、パスへの出入口のコーナーに至ると待ってくれていたのがバラクーダの群れ!!
青い海をバックにギラギラの体! 今回レンタルで初めて導入した、パナソニックの8mmフィッシュアイにも収まらない広がりはさすが群れ映えするダイビングアイドル! (Panasonic Lumix G Fisheye8mm)
ズームも効かない強烈に広い画角のフィッシュアイ、ストロボを当てることも必要なんで「寄ってなんぼ」のレンズ。
とは言え、水中でしかも流れがある中で寄るのはそう簡単じゃないわけで、しかも被写体の様子を見ながら驚かせて逃がしてしまうことが無いよう上手くコース取りとスピードコントロールをしながらで、出物があったらとにかくキック。 体力勝負なレンズですな。
そんなこんなのアバトルパス。
バラクーダもイトヒキアジも出て、ヒメフエダイは大群。遠目で写真は撮れんかったけどグレイリーフシャークにホワイトチップシャークも出て、楽しいポイントかと。
ただ!! ティプタパスっていう絶対エースがいるんで、霞むわけですがw
そんなわけで、次は、ティプタパス!!
では!
タヒチ・ランギロア⑤