ロクダボを買ったらやりたかったコト! → セミフルパワー化!!
はいさーーーーい!
意味無く沖縄弁から記事がスタート! ちなみに意味は「やぁ元気?」的な挨拶です!(^^)
さて、今回の内容は、はい、タイトル通り、
「CBR600RRをセミフルパワー化したよ!」
ってことですよ、はい!( ・∀・)ノ
たぶん、今後も含めてロクダボにかける最大の変更になったことでしょう!
かなり真面目(?)に書いたので長いですが、
パワーチェックの結果のグラフなんかも曝しちゃうので、興味があったら見ておくんなまし (´∀`*)ノ
【 仕様でそんなにパワー違うのかい? 】
ロクダボこと、CBR600RR(PC40)2013年式を、中古で手に入れたブログ主。
そもそも「セミフルパワー化」って?って話ですが、国内向けに販売するために抑えられたパワーを チョーーーット解放してやるってことです!
ちょっと詳しい方は、ロクダボには 国内仕様 と 海外仕様(逆車)があるコトを知っているかもしれないですね。
昨今の規制に合わせるため、国内仕様のロクダボさんは、牙をカナリ抜かれてまして・・・
悲しいかな・・・ 馬力も落とされてるんですね~
カタログスペックで
国内仕様
78馬力/12,000 rpm
トルク 5.3 kgf*m/10,000 rpm
逆車
119馬力/13,500 rpm
トルク 6.7 kgf*m/11,250 rpm
ずいぶんと違うもんです・・・(>_<)
上の値はエンジン単体のパワー(?)なので、パワーチェックでよく見る後輪出力だと、なんだかんだと途中の抵抗でさっぴかれて10~15%ぐらい(?)低くなるのかな?
仮に15%ロスだとすると、逆車で後輪出力は、100馬力ほど。
でも、国内仕様も同じ条件なので、15%落ちると、差は多少は縮まれど、66馬力。
10%ロスで、107馬力 対 70馬力。
・・・うん。あれだね・・・
なんか・・・ここまで違うっつうのは、
寂しいものがあります。
「寂しさ誘うのは 季節のせいじゃない・・・」by Every Little Thing
馬力が低く抑えられてるから!
そんなら、「なんでわざわざ国内仕様を選んだのよ?!」ってのは当然な疑問。
まぁ生産終了の中、程度のいい中古車で、「 ヘタッピーやから、ABS付きが欲しい!」ってなって(逆車でもABSありは有るみたいやけどタマが少ない・・・ってか予算over)、黒色が欲しい・・・
っとそんな希望を満たしてくれたのが、
国内仕様・両サイド立ちごけキズあり!
でも、走行距離210km っていうこのコが浮上したわけです!
あと、どこかのブログの記事のパワーチェックの結果で、カム山の高さの関係で、実用的な回転領域でのパワーは、国内仕様の方が高いっというグラフを見た(気がした)のも理由の一つ(^^;
ただ・・・
国内も十分ちゃ十分なんですが・・・
それでも、パワーを求めたくなるっていうのが人情っというもの!!!
そんなパワー、どうせ使いきれないでしょ???!
わかってますよ~~そんなこと!
そもそもそんなコト言いだしたら、国内仕様ストック状態でのパワーだって、自分の腕じゃ使いきれるわけがない!!!(キッパリ)
だけど・・・それでも、
パワーが欲しい!!
そう思っちゃう、それが男の子の欲望!!!
「 馬力アップがしたい 」
っというわけで、なかば購入時から決め込んでたカスタム!
セミフルパワー化に踏み切りました!!
ちなみに 、セミフルしても車検に問題は出ません、っとのことですよ~
えっ??・・・「だから始めから逆車を買え!」って?
(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい
【 その内容は??! 】
んじゃそのセミフルパワー化ってなんですのん? ってコトですが、
その内容は!
ノーマルの状態から
っと部品を交換!(^^)/
そして最後に、
- パワーコマンダーを装着し、 空燃比の最適化
です! まぁ、こんなコト(特に空燃比の設定)なんて自分じゃ出来ないんで、今回はお店にお任せ!
ここで、色分けで、
ノーマル
パーツ交換後
空燃比セッティング後
って書いてますが、あとのパワーチェックグラフの色分けはこの色になってます!(^^)
ちなみにそこまでやっても逆車との相違点はまだあって、大きなところでは「カムシャフト」(あとエキパイ)が違ってます。
カムシャフトまでやるとフルパワー化!
なので今回のカムをやらないカスタムは、「セミフルパワー化」 (^^;
とくに、カムの違いは大きくて、セミフルにしても、逆車の『フルパワー』には及ばない(^^;
まぁ、それでもセミフルで上の伸びは良くなるのでね!
そんなチューンを頼んだのは、千葉の船橋にある
「ノザワホンダ」さん
セミフルとか、カムまでやるフルパワー化の実績がたくさんあるお店!
実は、CBR600RR、
購入する時から今回の『セミフルパワー化』はするつもりでいました! ( ・∀・)ノ
いやむしろ、
家の近くにセミフル化をたくさんやってて、実績十分なショップさんがあったことこそが、ロクダボ購入のひと押しにもなった
とも言える。
ってなわけで、
8月の終わりも迫ってきた夏の終わりの季節、
ロクダボをノザワホンダさんにお預け!!
セミフル化へと相成りました!!
そして、「セミフル化」されて帰って来たロクダボさんと一緒に福島スカイライン&温泉ツーに行って来たわけです!
実は、福島ツーの記事に使った写真にも、ポロっとチラ見せしていて・・・
その時の記事で使った写真(↑)、マフラー交換(スリップオン)がされてる写真でした!
ちなみに交換前のノーマルサイレンサーでの慣らしツーの時の写真 ↓
サイレンサー出口の径が大きくなってるし、とり回しも変わってます。
Before
After
選んだのは(まだ販売中で選べたのは)、
「ヤマモトレーシング スペックA」
のスリップオンで車検対応のものです!
マフラーエンドの、純正の遮熱板は活かしたまま付けられる!!
これは、リアシートとかシートバックへの熱を考えると嬉しい仕様!(^^)
その代わり、ステップ付近の車熱板は付けれなかったそうです(^^;
ただ、足が熱くなるかと思ったんですが、意外とコレ、大丈夫でした!
これもまた嬉しい誤算!!
エンドの形はすこし変わった形!
うん! カッコイイ!!
ノーマルサイレンサーはシート下から真っすぐ伸びているんですが、ヤマモトレーシングのは排気ラインを出来るだけ真っすぐ抵抗なく出す思想なのか、右足したのエキパイから最短経路でリアシート下のエンドへ。
その結果、サイレンサーがシート下を斜めに通って出てきます。
結果エンドは、上から見るとこんな斜めったような形。
サウンド・音量は、車検対応とあって大人しく、純正+パルス感の強くなった音っといったカンジ。
【 馬力はどうなった? 】
さて、セミフルパワー化っといっても外観的に変わったのはサイレンサー程度www
むしろ変わったのは中身ですからね!
そんな、パーツ交換とパワーコマンダーでのセッティングの効果やいかに?!
そんなパワーチェックの結果のグラフはこちら!!
(アクセル開度100%のデータ)
さっきも書いたように、
・ノーマル ・パーツ交換後 ・空燃比セッティング後
そして、上のグラフが横軸がEg回転数のトルク(スケール右縦軸)と馬力(スケール左縦軸)
下のグラフは、各チューニングステップでの空燃比の状態。(横軸回転数、縦軸空燃比)
ノザワホンダ的、パワーを出す理想の空燃比は「13」だそう。(空気13対ガソリン1)
青のパーツ交換後はダイナモの調子が悪くて途中で計測が終っちゃったそうでしたが、そこまでの推移でパワーが上がってることが分かりますね~!
では、詳しく見てみましょー!
【 スロットル 100%開度での結果 】
・ノーマル
まずはスロットル開度100%の時の結果のトルクと馬力の状態から!
回転数とともに直線的に上がっていっているグラフの方が馬力です!
カタログスペックで、
「78馬力/12,000 rpm、トルク 5.3 kgf*m/10,000 rpm」
の国内仕様ロクダボ。
我が手元にきたる愛車、気になるノーマルの実測値は?
緑のグラフ(馬力・トルク)を見てみましょう!
「76.07馬力/11,870 rpm、トルク 5.01 kgf*m/9,400 rpm」
カタログスペックの78psに対し、
「夏場の後輪出力実測値+補正無し」で76ps!!
走行距離200キロっというナゾ仕様の中古車、そのコンディションは気になるところでしたが、決して悪くない!!
っというより夏の補正無し後輪出力でこれならアタリエンジンかも?(^^)
ただ、
「4,000回転強までの強烈なトルクの薄さ」と
「11,000回転からの急激なトルクの落ち込み」
は、気になるところ。
それに伴い(当然ながら)、馬力曲線も段付きしてます・・・
・吸排気解放+EU仕様のECUへの書き変え
続いて、
- 国内仕様では半分に塞がれている吸気口の解放
- 逆車のファンネル・プラグへの交換
- 逆車ECUの内容への書き変え
- スリップオンマフラーへの交換
まで行った結果が、青色のグラフ!
ダイナモ不調で測定が途中で終ったのが残念ですが、
ノーマル「76.07馬力/11,870 rpm、トルク 5.01 kgf*m/9,400 rpm」から、
「82.55馬力/11,810 rpm、トルク 5.16kgf*m/9,440rpm」に !
馬力に関してはもう少し上がった可能性が高いですが、ノーマルからアップ!
特にノーマルで気になった、
4000回転以下のトルクが大幅に太ったことが大きな差ですね!
あと、
9000回転から上も、ノーマルに大きく差を開けてパワーが盛られてます!
・パワーコマンダーでの空燃比調整後!!
そしてココまでやって、セミフルパワー化完了の空燃比調整!
ECUがインジェクターに出す「こんだけガソリンを吹きなさい」っていう指示量に補正を掛けて、空燃比を最適と考える13に揃えてもらいます!
シート下にセットした「Power Commander」で燃料噴射量を補正!
さて、こちらが空燃比を表したグラフ!
ノーマル(緑)では4000回転以下で強烈に薄い!!!(個体差?)
ノーマルでそこのトルク・馬力がやたら低かったのはそのせいでしょうね・・・
あと8000回転以降、は濃い側に振れていってます。
それは青のパーツ交換・ECU書き変え後も同じ。
それをパワコマで補正した後が赤の空燃比グラフ!
13あたりに揃えられてます(^^)
思えば、キャブでこれ(空燃比調整)をやるとなると大変ですね・・・
そうやってセミフルパワー化が完成した結果が、
赤の馬力とトルクのグラフ!
87.63馬力/12,680 rpm
トルク 5.38kgf*m/9,340 rpm
ノーマルから馬力は11.5psの、15%アップっと相成りました!!
上の回転数でのパワーの伸びはノーマルとセミフル後ではかなりの差!
赤のグラフでは9000回転以降から12,000回転まで直線的にパワーが伸びてる!
青のグラフと比較しても、4500rpmから上では全域で赤の空燃比調整後のパワー・トルクが上回ってます!
さすがに高回転の高回転では、国内仕様のローカム・・・
伸びに欠けるように見受けられるますが、過渡特性はよさそうな風に見えます!
(詳しいコトは分かりません!!!!www 素人感想ですので悪しからず!)
しかもこの測定を行った日は、夏の猛暑!
ダイナモが置かれたコンテナの室温は40℃!(だったらしいwww)
そんな馬力測定には、Bad Condition!な中での測定、
気温補正無しの後輪出力実測値!
それで、87psまで来てたら、なかなかGood!なのかもですね!
【 スロットル 10%開度での結果 】
アクセル開度100%の結果は、そういう感じでした!
が、実際には、ほとんどの場面ではもっと少ないアクセル開度で走ることになりますよね~~
そういう「普段使い」なアクセルの開け方の時にもセミフルパワー化って効いてくるの?
そんな疑問に答えてくれるのが、
「スロットル開度10%の時の馬力測定結果」
その結果がこちら!!(^^)
空燃比の調整前後の結果のみですが、
燃調をとったコトで、全域でトルク・パワーが上昇してます。
残念ながら、ノーマル×アクセル10%のデータはないですが、上回ってることは確実でしょう。
ここでも、空燃比、赤の調整後はバチっと13!
調整の結果が出てますね!
【実際どう感じた?】
パワーチェックのグラフ上では確実な違いが出ていたセミフル化!
体感的にも違いは感じられて、やっぱり料金所GPでのゲート後の加速感は確実にパワフルに!
ノーマル状態でも迫真の加速でしたが、1速2速でのダッシュでフロントタイヤの接地感が薄くなる感じがますます強く! かなり体を後ろに持っていかれるので身構えが重要!
上の回転での「伸びやかさ」も確実に変わりました!
アクセルをレーシングした時のレスポンスもより早くリニアに良くなりました!
そして何より、一番に体感できたのが、上のパワーよりもむしろ、
「低速域・発進時のトルク向上」!
ノーマルでは発進時、かなりトルクが薄く感じてました。
600ccとは言え、レッドゾーン15,000rpmからの4発・高回転型エンジン。
ギア比の関係もあるやろうし、致し方ないのかな?っと思ってましたが、これがハッキリ向上!!!
発進が明らかに楽に!!
そして、イッチバン効果を感じたのが、4000回転以下での粘り!!!!
これが効いてくるのが、舗装林道とかヘヤピンの登り!
今までは、こういう速度の落ちる場面では1速に落としたくなる場面でした。
もちろん、セミフルパワー化したとしても適切ギアが1速の場面であることに変わりまないのですが、とはいえ、流して走るには路面が悪い舗装林道なんかだと扱いに気を使う1速は避けたい。
エンジンブレーキも強いし、ちょっとのアクセルでも敏感でギクシャクしがち・・・(自分のスキルの無さは棚に上げてますがw)
でも、2速じゃあまりに気持ち良くない!!!
そんな場面でも、セミフル化でトルクが出たことで、2速を選ぶ気にもなりやすい!
CBR600RR、そのギア比で2速だと4,000回転でだいたいメーター読みで48km/hぐらい。
そういう速度域で走るコトはもちろん多々あるわけですが、そういう時に2速が選べるレベルになったのは、走りやすさという意味でかなり効きました!
MAXパワーっというより、こっちの「低回転でのトルクアップ」の方が嬉しい効果でした!(^^)
まぁ、パワーアップしておきながら、常用域ではライダーフレンドリーな性格のバイクに変身したとも言えます!!
【 燃費は? 】
「そもそも燃費を気にするような車種じゃないでしょ!」っていうツッコミは有ろうトコロでしょうが、それでもヤッパリ気になるのは燃費のこと。
航続可能距離にも関わりますからね!
燃費の実績で言うと、
セミフルパワー化後の約2100kmの走行でのうちのCBR600RRの平均燃費は20.8km/L
常識的な範囲でワインディングを流した時の燃費では19km/L前後
慣らし運転で走行距離に合わせた回転で回し気味に乗っていた時期も含まれますが、セミフル前の平均燃費が20.3km/L
同じ条件での測定ではないので、単純に比較はできやしないですが、少なくとも極端に燃費が悪くなっているというコトはなさそうです! ( ´∀`)ノ
【その他 変更点】
セミフル化に伴って、その他にも変更を少し!!!
それが、ラジエーターファンの作動温度の変更!
もともと走っていて走行風が当たる状況では、真夏でも水温が78℃ぐらいで安定するtロクダボ。
でも、そんな季節だと、いったん停まるとみるみるうちに水温は上昇!
あっという間にラジエーターファンの作動開始温度の104℃を越え、108℃までいって上昇停止。しばらくして104℃に安定。
とはいえ、出来ればもう少し低い温度で安定してほしいところ!
っというわけで、預けたついでにファンの制御を95℃スタートの90℃停止に変更依頼!
結果、夏でもチョットした停止なら100℃以下に水温を抑えられるように( `・∀・´)ノ
オイル的にもエンジン的にも、適切な温度以上への水温上昇は悪くないでしょう!
これも、なかなか満足な変更点!
っというわけで、
ロクダボのセミフルパワー化、なっかなか満足な結果になりました!!(^o^)/
磐梯吾妻スカイラインを走り、高湯温泉と幕川温泉へ! 福島ツーリング その③
一夜あけて、はい、おはようございます!
福島ツーリング2日目の日曜日!!(2016/9/25)
天気は晴れ!!! 窓から見える緑も爽やか!!
前日、土曜は宿入り直前、10kmを残してのレイニーブルー つД`)・゚
でも今日は?!
イイペンキ!
そんな2日目のルートはこんなカンジ!
宿の「空の庭リゾート」を出発して、
まず目指すは「高湯温泉 あったか湯」
そのまま、「磐梯吾妻スカイライン」を走り浄土平を抜けて、
2つ目の温泉、「幕川温泉」
行ってみましょ~~~!!!
【 高湯温泉 あったか湯 】
宿を出て、1時間も経たないうちに、さっそくお風呂!
旅館では朝風呂での温泉も入ってきたのですがね(^^;
ここあったか湯は朝の9時から20時30分までやってる共同浴場。
木の作りが目を引く建物の温泉施設。
大人気の温泉で、昼過ぎになると駐車待ちの車が列をなしてることも。
バイクの駐車スペースも用意されてて、グレーチングがある場所ですが、対策に敷き板も準備されてます。
駐車して中に入るとこんな作り。こちらも木の温かい雰囲気。
入浴券を買って温泉へ!!!(^^)
途中のロッカーで貴重品を預けるんですが、強い酸性に硫黄成分がある泉質の高湯温泉。遊離の硫化水素もあって、鍵は真っ黒に変色してます (・∀・;)
脱衣所を通り、湯へ!
ここの温泉は、洗い場として3つほどの蛇口がある以外は、浴槽が一つ。
そして、源泉が近く、たくさん含まれる硫化水素が抜ける暇もなく浴槽に注がれるため、この共同浴場では内湯には出来なかったそう・・・(たしか)
なんせ、浴槽の注ぎ口の近くには「ガス成分に対する注意」の中毒への注意喚起表記があるぐらい(^^;
「少し揉まれた湯の方が好き」という意見もあるので、新鮮な湯がイイとは言い切れませんが、それだけ湯が新鮮っということでもありますね!
その硫化水素ガスがこもらないようにするため、ここ「あったか湯」では屋根付きの半露天風呂の作りになってます(^^)/
さて、お湯はカンッペキなるにごり湯。白色で硫化水素臭の強い酸性泉。
細かい湯の花が舞っている湯がゆえ、日の当たるところでは、青みがかった白色に見えます。
源泉かけ流し宣言をしている高湯温泉。ここ、共同浴場でも源泉かけ流しになっていて、注ぎ口や湯の出口には硫黄の析出物が堆積してます (´∀`)9 ビシッ!
そこそこの温度の湯ということもありますが、それ以上に入っていると、
手先足先がジンジン来ます! 血行が回って、ほんとにあったまる!
まさに「あったか湯」です!
このカンジ、蔵王温泉でも感じましたが、ザ・オンセンってカンジ!
石鹸やシャンプーは無いです。
あと、ドライヤーが無いので、(ヘルメットを被ることになる)ライダーはそこは要注意ですかね(^^;
高湯温泉 あったか湯
- 泉質 酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩泉(硫化水素型)
- 源泉温度 50.5℃
- pH 2.7
- 主な陽イオン カルシウムイオン・アルミニウム・ナトリウムイオン
- 主な陰イオン 硫酸イオン・硫酸水素イオン・塩素イオン
- 電解質総計 958 mg/g
- 非電解質総計 205 mg/kg(メタケイ酸など)
- ガス成分 708 mg/kg(遊離二酸化炭素・遊離硫化水素)
- 成分総計 1.87 g/kg
- ドライヤー 無し
- 石鹸/シャンプー 無し/無し
- 立ち寄り湯時間 9時~20時30分
- 露天風呂 あり(屋根付き露天風呂のみ)
【 磐梯吾妻スカイライン 】
今回の旅で、温泉じゃなくツーリングの方のメインディッシュ!!
むかし、車で来たことがありましたが、
一度、ぜったいバイクで来たかったトコロ!
むかし、高湯側から車で上がって来て、荒涼たるこの景色を目にした時、ホントに感動したコトを良く覚えてます!(^^)
まさに見たことの無い景色!異世界だと!!
ココに来て雲が出てきて、「青空の下」っというわけにはいかなかったですが、
駐停車禁止区間を過ぎたあたりからの景色は、今日もホントに異世界!!
硫化水素臭といい、激烈な世界観が広がる!!
今年のうちに行こうと思って、でもなかなか実行できてなかった福島・磐梯吾妻すらいラインツーリング。
これて良かった!!
この時は、浄土平は紅葉まではまだまだ。
ススキがキレイでした!
浄土平を後にして、高湯ゲート側へと降りていきます。
こっち側は、岩が広がる世界ではなく緑緑してます。
降りきった先で、本日2つ目の温泉、幕川温泉 を目指します!(^^)
【 幕川温泉 水戸屋 】
ぐるっとUターンするような交差点を廻り込み、
道路を横切る湧き水の川とか、
がけ崩れのようなキワドイ場所なんかもある離合困難な道をしばし・・・
行きついた先に幕川温泉があります!
ここ、幕川温泉には2つの温泉宿があるんですが、 今回日帰り温泉を頂いたのは「水戸屋」さん。
両旅館ともですが、これまた「日本秘湯を守る会」の会員宿です。
受付にも「日本秘湯を守る宿」の看板がでてますね~
ここのお風呂は、
1F 男女別の大浴場+露天風呂。
2F 更衣室別の混浴
建屋の外の川沿い 更衣室共同の混浴
っとたくさんの風呂があります!
で、後から宿の人に確認しましたが、タオル巻きでの入浴可っとのことだったので、準備があれば巻いて入るコトも出来るので、混浴のハードルは少しは低いかもですね(^^;
では、内湯の大浴場から、いざ入らん! ( ´∀`)ノ
広い大浴場は木で造られた浴槽。
木の浴槽はもたれかかって、頭とか背中を預けた時に反発が無くて、しっくりと柔らかく気持ち良くリラックスできて好きです!(*^ー゚)b
無色透明の湯には、白い溶き卵状の湯の花が舞ってます。硫化水素臭もほんのり感じられます(^^)
大浴場の内湯は少し熱めで、露天はぬるめ。っとなってました。あと、大浴場には石鹸シャンプーにドライヤーありです。
大浴場から一度服を着て、今度は2Fの露天風呂へ!
こっちは、東屋的な屋根の付いた露天風呂で、またまた木の浴槽です!(^^)
円を2つ繋げた8の字といいますか、無限(∞)のようなかたちをした特徴的な浴槽で、東屋の屋根の下には「秘湯を守る会」の提灯が下げられてます。
今回は日帰り温泉ですが、宿泊して夜に来ると提灯が灯ってたりしたら最高のロケーションかもです!
2Fで風も抜けるでしょうし、周りは深い森。きっといいカンジなんでしょうね~
あと、周りが森や山なんで、紅葉シーズンなら昼間の景色もまた別格でしょう (´∀`*)ノ
さて、今回の「幕川温泉 水戸屋」さんで、いちばん印象的だったのは、そとの渓流沿いにある温泉!
さらに行ったん服を着て、靴を履いて外へ!
裏の駐車場の中を抜けて・・・
源泉の設備の脇を抜けたら・・・・・・
そこには渓流沿いのワイルドな露天風呂!!
これがもう、これでもかってほどの「にごり湯」!
日の光が当たって、ほんのり青くも見える、強烈なにごり湯。
外にあるってのと温度の関係でしょうか、内湯とはまた全くちがう湯の花のでかた。
すっごく細かいサイズで温泉成分が析出してます!(^^)
温度は少し高め。
川の音を近くに聞きながらの露天風呂。
川沿い露天風呂は、更衣室が男女共同の混浴。
女性はハードルが高くも感じるでしょうが、先に書いたように、宿の人に聞くとタオル巻きオッケーとのこと。
ぜひ入られることをオススメしときます!(^o^)
幕川温泉 水戸屋さん、浴槽もたくさんあったし、露天風呂も素敵で、ついつい長居してしまいました!
まぁ、今回は「あまり欲張りすぎない」ツーリング。
走る距離はそこそこに、温泉を堪能でいきました!
幕川温泉
- 泉質 単純硫黄温泉 硫化水素型(低張性弱酸性高温泉)
- 源泉温度 44.9℃
- pH 5.7
- 主な陽イオン カルシウムイオン・ナトリウム
- 主な陰イオン 炭酸水素イオン・硫酸イオン
- 電解質総計 55 mg/g
- 非電解質総計 55 mg/kg(メタケイ酸)
- ガス成分 87 mg/kg(遊離二酸化炭素・遊離硫化水素)
- 成分総計 0.197 g/kg
- ドライヤー あり(大浴場)
- 石鹸/シャンプー あり/あり(大浴場)
- 立ち寄り湯時間 10時~15時
- 露天風呂 あり
【 もういっちょ! スカイライン 】
とは言え、せっかく来た磐梯吾妻スカイラン!
今回の旅のメイン!!
雲が多かった空も、温泉に入っている間に、だんだんと青空が広がってきました。
ならば!!
高湯→土湯と来た午前中。
こんどは、
土湯→高湯で、
もう一回、スカイラインを走って、そんでもって帰路へ付くことにしましょう!!
秋雲が広がる空の下、気持ち良く走っていきます!
そして、再びの浄土平!
キレイな青い空に吾妻小富士。
行きには無かった晴天の景色!!
「うん! やっぱりもう一度来てよかった」
いい景色と温泉、懐かしさを堪能。
晴れた空のタイミングで来れて良かったです(^^)
金曜日に思い立ち、予約・決行した福島・磐梯吾妻スカイランツーリング。
もう1か所という気持ちはありましたが、温泉は4つ(布引・岳・高湯・幕川)。
磐梯吾妻スカイラインも西吾妻スカイバレーも走って、目的は達成!!っといったところでしょうか!( ^ω^)
最後は、はるばるの千葉までの帰路。
温泉に入っても、帰る頃にはまた、ヘトヘト・汗だくなのが、SSでのツーリングの玉にキズなところですが、なかなかの満足ツーリング!
これにて終了!!
最後は、後日、総走行2500kmでオイル・フィルターを交換!
ちょっとオイルを換えたい事情があったので。前回から1400kmのスパンでしたが(^^;
【次回予告? さーて来週のサザエさんは?】
なまものです。
食料雑貨店で「この容器にはこちらの塩が入っています」っという表示を、
「しお」ではなく「えん」と読んだ自分は、仕事に毒されていると実感しました・・・
さーて、来週のサザエさんは?!
なまもの「買ったときからたくらみ!! ままもの、バイクをイジリました」です!
次回も見てね~
じゃんけん・・・
パー!
では!!
あだたら高原 岳温泉を楽しむよ! 福島ツーリング その②
いつもだと、日が落ちるぐらいまで走ってからの宿入りが多い自分のツーリングプラン。
今回はめずらしく早い宿入り。
今回の宿は、あだたら高原 岳温泉の「空の庭リゾート」
予約時の備考欄に「バイクで伺います」っと入れたところ、気を利かせてくれて屋根付きの場所の駐輪場を用意してくれました(^^)
曇り予報が雨に変わったツーリング、これは有りがたかったです!
今回のプランは部屋数限定、宿泊2日前から予約可能になる直前割のプラン。
当然、多少なりのワケアリはあるというもの。
それは?
部屋が4階の417号室だったんですが、
その4階のフロアマップが、こちら。
エレベーターからでて右サイドから順に、401号室から407号室
左サイドに、408号室~416号室。
そして、また右に戻ってその端が417号室!!
明らかに上から書きなおして張り付けた跡が(^^;
もともと客室じゃなかったトコロを部屋にした感バリバリ!
部屋の間取りも、縦長のなかなか野心的で挑戦的な作り!!!www
ってなことを書いてると、「不満」だったようなモノのいいようですが、実際には何の文句があるわけでなし!
エレベーター脇でもなければ、むしろ隔離されてるからフルで角部屋(^^)
縦長の部屋とはいえ、入ってみれば十分な広さで、洗面所とトイレ付。
風呂は温泉に入るんやし!(^^)v
ひとりツーリングには十二分に贅沢!(^ω^)
雨に濡れたウェアを広げて準備を整えたら、ちょいとばかり温泉街と外湯へ行ってみましょう!ヽ( ´ー`)ノ
【 岳温泉街と「岳の湯」 】
すっかり夕暮れの岳温泉(だけおんせん)。
目抜き通りが1つ、斜面に温泉宿が集まった岳温泉。
通りの真ん中には用水が流れて下っていってます。
そんな水の音が響く、雨の温泉街、岳温泉。
この日は、時間帯のせいか歩いている人影は無し。
風情ある温泉街、っというまでの雰囲気ではなかったものの、雨の夕暮れの通りは、しっとりとした空気が流れていました。
せっかくですから、温泉気分を盛り上げて楽しみましょ~!(^^)
そんな時の温泉街の楽しみと言えば、やっぱり「食べ歩き」!!( ^ω^)
この後に夕食を控えてるんで、控えめすることに気をつけつつ、
見かけたお土産屋さんに入って、「あだたら餅」なるものをひとつ!
きなこがまぶされた餅、それが一袋に4つほど。
これという特徴・特別感のある餅っというようには感じなかったですが、ご飯前にふらっと入って食べるのに向いてる手ごろなサイズ (^^)
続いて別のお店で今度は 「温泉卵」 ベタですが(^^;
このお店には、昔に岳温泉で使われていた木管が置かれてました。
離れた場所にある源泉から湯を引いてくるために使われた木管。
蓄積された湯の花が時間経過を感じさせます。
岳温泉、過去から3度、場所を移しているらしいです。
鉄山の南面のくろがね小屋付近でお湯が沸いていて、岳温泉の前身も前身、陽日(ゆい)温泉という場所にも引き湯がされていたようです。
その歴史は古く、西暦800年代には知られていて、江戸時代には湯治場として栄えていたとのこと。
そんな始めの場所、陽日温泉は1824年に山の土砂崩れで崩壊。
翌1825年に、別の場所で再興するも、1868年、戊辰戦争時に西軍の拠点になるコトをおそれた二本松藩によって焼き払われ。
その後1870年になた違う場所で再興したものの、今度は1903年に旅館の失火で温泉街全体がなくなり・・・
そしてようやく1906年、今の岳温泉の場所に移ったそうです。
紆余曲折ですね~
さて、岳温泉街、目抜き通りを下った先の信号のある交差点あたりに有るのが、
「 岳の湯」
宿にも温泉が有りますが、ここはひとつ外湯を楽しみます!
受付で支払を済ませ、下のフロアに降りていった先にある浴室へ。
お湯は、基本は無色透明の湯。その中にすごく細かい白い湯の花が舞っています。硫黄泉ですが、硫化水素臭や硫黄臭はほとんど感じません。
お湯はかけ流しで注がれ、浴槽の淵から出ていっています。熱いという人のために、ここも湯を冷やす水道があったような気が・・・
ただまあこの手の浴場、そうそう自分の好みで水を入れるってのは出来るもんじゃなく、ほとんどの人が水を入れることに気が引けちゃうんじゃないかと。
結果、湯は熱めです(^^;
自分は割と大丈夫ですが、熱いお湯が苦手な人には入りづらいかも?
客層はやはり、けっこう地元の人がたくさん入りに来られているようでした。
- 泉質 単純酸性温泉 (低張性・酸性・高温泉)
- 源泉温度 56.7℃
- pH 2.5
- 主な陽イオン カルシウムイオン・アルミニウムイオン・ナトリウムイオン
- 主な陰イオン 硫酸イオン
- 電解質総計 492 mg/g
- 非電解質総計 141 mg/kg(メタケイ酸など)
- ガス成分 0.5 mg/kg
- 成分総計 0.63 g/kg
- ドライヤー 有り
- 石鹸/シャンプー あり/なし
- 立ち寄り湯時間 10時~19時
- 露天風呂 なし
お湯からあがると、外はもう日没。
雨に濡れた道路の反射がくっきり。
最後は雨天ツーリングとなった初日。
冷えた体も温まったし、宿へ帰りましょう!
ご飯ご飯!!(^o^)/
【 晩御飯と宿でも温泉 】
直前割で安かったけど、今回のお宿は2食付き、チョットだけ贅沢プラン!( `・∀・´)ノ
御品書きはこんなカンジ!
全部写真載せてもアレなんで、
前菜
椀物の土瓶蒸し 松茸と出汁が美味しかった!
鍋物 鍋が美味しい季節になってきましたな~
御品書き以外にも別でバイキングも少し用意されていました!∩( ・ω・)∩
ご飯がバイキングだけやとチョットわびしさを感じなくもないですが(個人的な意見です)、かといって、フルでコースにラインナップすると値段が高くもなる。
でも、今回の宿みたいに、「バイキングと御品書きの組み合わせ」っていうパターンだと、ボリュームが足りない人はバイキングに行けるし、あんまり食べれない人も残すことが減る。
宿もコストを抑えやすいっと、みんなハッピーな方法のかもですね(^^)
ご飯を食べたら、お風呂お風呂!!
お湯を楽しまねば!!
内湯と露天風呂のある大浴場があります。
そんでもって、別料金ですが岩盤浴もあるみたいでした(^o^)/
内湯は熱めで、やはり無色透明・無臭の湯。目に見えるサイズの湯の花が見られる湯。
露天風呂の方は、ホテルの明りがあって見えにくかったものの、露天風呂からは星もすこし ヾ( ・∀・)ノ゛
そっちのお湯は、少しぬるめで長湯むきかと(^^)
露天の湯では、湯の花もすっごく細かい析出になっていて、にごり湯となっていまいた!
ここはもう、お風呂と寝るコト以外にやることの無いソロツーリング!
明日のツーリングに備えて、心ゆくまで温泉で長湯、楽しみました!