マダン ダイビング旅行記 4日目 バラクーダとギンガメアジの海へ まさかのレア物とまさかの南十字星! (8/14)
マダンでのダイビングも4日目!!
3日間のダイビング旅行なら短期休暇でも行けるけど、4日以上となると今回のような長期旅行でないと出来ない!
ダイビング・そして旅行の終了が近づいてくると毎回寂しいもんですが、そこは長期旅行!
おかげで、ながく楽しめるのが幸せ!
そんな、パプアニューギニアに入国しての4日目、昨日はビミョーな天気だったけど、一夜あけて天気はすっかり回復!!(^^)
南国に来てると、天気がイイってだけで幸せになれる!!
今日もいいダイビングが期待できそう?!( ・∀・)ノ
さて、この日は、4名の外人さんゲストと一緒にダイビング!
ゲストさん、ダイビングクルーズ船のクルーの方々で、この日はOFFで仕事じゃないダイビングに来たそう!
そのクルーの人たちの船がコレっ!
赤い、クルーズ船としても大きい立派な船!
ただ、なにがスゴイって、
1家族の4人がこのクルーズ船をまるまるで貸し切ってたってこと!!!
こんな船をチャーターしちゃうなんて、どんな人なんやろ??!!!
しかもその家族、船から降りて、その足でブラジルに移動!!
そう、
貸切りのダイビングクルーズから降りたら、ソッコーでリオ・オリンピックを観に行った
そうで!!!
いやはや、世界レベルのお金持ちはハンパないっすね(^^;
【9本目 バラクーダポイント】
この日の1本目は、2日前に潜って大当たりやったバラクーダポイント!!
2日前はバラクーダにギンガメアジにグレイリーフシャークと大物がいっぱい出てほくほくのダイビングでしたが、今回はいかに?!
・・・
・・・・・・
なーんて思う間もなく、
ブラックフィンバラクーダの大群がお目見え!!
キタコレ!! キタ━(゚∀゚)━!
そして近い!! ヾ(´∀`*)ノ
今回も、今まで通りの朝イチの強い流れのなか、
バラクーダが悠然とかたまって泳いでます!!!!
しかも、バラクーダにギンガメも交じっての混成の群れ! (^^)
この写真だと、下の方の画面奥がバラ、上の方の手前がギンガメ!
こんな風に、「ギンガメとバラが一緒になって群れるのがマダンならでは!」っという風にガイドさんが教えてくれました!(^^)
たしかにそうかも!! (´∀`*)
視界を埋めるギンガメにバラ!!
ワイドコンバージョンレンズを付けた画角にも収まらない群れの大きさに近さ!!
太陽をバックに背負わせても絵になりますな~~~~!(^^)
ストロボの当たる距離にまで近づけて迫力満点!!
強い流れのなか、中層に浮いて泳ぐ群れに合わせて、ずーーーーーーっとホバリングで泳ぎつづけてても、疲れを感じないほどテンションが上がる大当たり!
この日のバラクーダポイントも白熱ホクホクの大満足ダイビングでした!( ^ω^)
そして、恒例の水面休息の島!
今日もキレイだ~~(*´∀`*)
そう、この日も幸せ!
【10本目 マジックパッセージ】
10本目11本目(この日の2本目3本目)は同じポイントのマジックパッセージ。
10本目はパッセージの中を壁を左手にして流していくダイビング。
ここはインリーフとアウターリーフを繋ぐ水路になっている場所で、マダンを代表するダイビングポイント!
透明度は悪かったけど、突然、でっかいヨコシマサワラが現れたり、深い底からメーター以上級のマダラエイ、バラクーダ、遠めの棚上にはギンガメアジが群れていたりと、「なにかが突然出る」マダンは健在!!
まぁ、透明度と突然すぎて写真の一枚も撮れずでした(^^;
透明度が良くて、流れてたら、サイコーだったんやろうなっという雰囲気で、それはちょっと残念・・・ コンディションがいい海況の時に潜ってみたい!(>_<)
さて、基本的に水深が深いダイビングが多いマダン。
連日のダイビングと1本目で頑張りすぎたせいで、無減圧潜水の制限時間がかなり短くなってしまっていまして、
途中から一人、水深を10mに上げて付いていかざるをえなくなっちゃいました (;^ω^)
そんな透明度が悪い中なので、小物系を撮影して楽しんでおきました!(^^)
ムチカラマツについてる、体が透明なガラスハゼ
こっちはスミレナガハナダイのメス・・・かな?
正面顔!!
そんでもって、こっちがスミレナガハナダイのオス!
体の側面に白くて四角い模様があるので「サロンパス」なんて呼ばれてたりする、スミレナガハナダイのオス。
目立って覚えやすい模様、オスのほうが分かりやすいかな!
ってコトで、リゾートに戻って昼食休憩!
どんどん天気は良くなっていく!! 嬉しい限り!(^^)
【11本目 マジックパッセージ】
この日の3本目もマジックパッセージ!
今度はチャネルの逆サイド、ウォールを右手に流していくと、ホワイトチップシャークが遠目にちらほら!
その後も、大物回遊魚がいるところでよく見れるウメイロ
それにこれまた潮あたりのいい場所に多いタカサゴ
こういう系の魚が出るってことは、やっぱり、
当たったときのマジックパッセージに潜ってみたい!(>_<)
そんななか、
この旅で一番のラッキーっというか、レアものが突然登場!!
こいつ!
はい・・・(^^;
ダイビングをしない人にとっては
「ナニガ?!」
っていう話な、地味な派手さは無い魚のように見えるのは分かってます!(>_<)
説明すると名前は 「エポレットーシャーク」
「ウォーキングシャーク」なんて呼ばれることもあるように、ヒレを使って歩くように移動することもあるサメ!
なにがレアものかって?
これが、そう滅多に見れるもんでなくて!
生息域がニューギニア島周辺(とオーストラリアの一部?)に限られている上に、
夜行性のため、昼間にこんなふうに堂々と明るいトコロに出てるのを見れるなんてのはそうそうない!
ちょっとしたアーチの下に、隠れてるツモリなのか、デーンとでてて、
頭から、しっぽまで舐めまわすようにゆっくり見れました!
しかも午後のダイビングで、ゲストは自分一人!
サメ肌感もバッチリ堪能!!
いやーーーー!!これはもう強烈に最高にとんでもなくラッキー!!!
ギンガメ・バラクーダのような派手さは無いけど、そいつらと競えるこの旅のハイライトの双璧でした!!!(*´∀`) (´∀`*)
【南十字星】
この日は、特に1本目と3本目が大当たり!
そんな、一日を思い出しながらダイビング後の時間、リゾート内を散策
マダンリゾート内、結構たくさんの花が植えられてます(^^)
だんだん日も暮れて、青い空に夕陽の色が広がり始めるころ、この旅の中でもイチの雲がほとんどない空。
そうして迎えた晩御飯の時間、現地時間19時、
レストランに向かっているときに、ふと空を見ると?
「・・・あれ・?
・・・・ええええっっ? 南十字星?!」
「えーーーっと、あの明るいのがケンタウルス座のαケンタウリとβケンタウリやから・・・ その2つを結んだ先にあるのであれば、南十字やけど・・・?」
期待してなかった分、多少、疑心暗鬼にホントウに南十字かを確認!
スマホに入れた星座アプリにも照らし合わせて確認!!!
間違いなし!!
そう! 期待していなかった、けど一度は写真に撮っておきたかった南十字、それでした!
なんでそんなに期待してなかったって・・・
- 南半球っと言っても南緯数度の緯度のマダン、南十字はそんなに高く上がらない
- そもそも南十字星って春の星座で、夏のこの時期は空が暗くなるころにはもう西の空に沈みかかっている
- その上、マダン、マダンリゾートは北に開けた地形・作りをしてるから、南十字の見える南の空は開けてないから見えにくい
そんな理由から、「たぶん無理・・・」って思ってたんですよね(>_<)
それが、まさかで夜空に登場!!
雲がほとんどない、晴れた天気が味方してくれました!
ってことで、そんな南十字のある夜空!!
・・・
・・・・・・
って、これだけじゃ、どれが南十字かなんて分からないですよね~www
ヒントは写真中央やや左の明るく光るα・βケンタウリを結んで伸ばした先(^^;
ということで、星座をラインでつないで名前をふった写真は コッチ ↓ 答え合わせにどうぞ!
ちなみに、αケンタウリ、太陽から最も近い恒星とも言われる星で、その距離5光年弱。
近いっていっても光の速度(秒速30万キロ)で5年ですってw
この日は、ギンガメアジにバラクーダの大群に会え、まさかのエポレットシャークも見れて、最後は晴れた夜空に南十字まで!!
ほんとうに、ほんとうに、大満足の大当たりの日でした!!!(´∀`*)
【9本目 バラクーダポイント】
- 2016年8月14日 月齢11.3 (若潮)
- エントリー 9:26
- 水温 28℃
- 最大水深 27.1m
- ダイブタイム 47分
【10本目 マジックパッセージ】
- エントリー 11:27
- 水温 28℃
- 最大水深 27.6m
- ダイブタイム 40分
【11本目 マジックパッセージ】
- エントリー 14:00
- 水温 28℃
- 最大水深 28.4m
- ダイブタイム 51分