CBR250RR キャブレーター 清掃と交換部品
もうすぐ4月、花粉が終わって積極的に外に出る気になれる季節も近い?!
だというのに、いまだに2月にやったキャブのオーバーホールの記事を書いてます(^^;
外に出るシーズンになる前に書き終えることを目標にしましょ!
さて、ばらし終わったキャブ。
当然ですが、
・キャブとジェットの穴をキャブクリーナー、パーツクリーナーで洗い流す!
・そして、パソコン向けの圧縮空気のスプレーで吹き飛ばして乾燥
を繰り返していきます!
キャブクリーナーはさすがに部屋の外で使いました! クサイので(;^ω^)
今回はそれ以外にも、普段は手が入れられないパーツもキレイに!
同調スプリングやらからーやらキャブ本体も。
キャブ本体は複雑な形をしていて、奥まったところには汚れがたまってました。
そこで、溶剤をしみこませた綿棒でチマチマチマチマ掃除します! 金曜晩の朝の4時まで(笑)
使った溶剤は
IPA(イソプロピルアルコール、または2-プロパノールなどの名称)
いわゆる水抜き剤の主成分で、安いガソリン水抜き剤を買えば手に入ります!
(高いのはいろいろ他にも入っていると思われるんで、安いのがイイ!)
洗浄力はいまひとつかもですが、こいつのいいところは、
・両親媒性であるアルコール類の1つなので水にも油にも親和性がある。
(なので、水抜き剤に使われる訳ですね)
・比較的、安全性のある溶剤である。
(Wiki的には、医療機関でエタノールに並んで消毒に用いられるアルコール、と)
・エタノール(お酒のアルコール)より分子量が大きく、蒸発しやす過ぎない。
(蒸発しやす過ぎると、溶剤で浮き上がった汚れが対象物に残りやすいので)
・樹脂に対する攻撃性が低い(ゴムに対しては微妙?!)
仕事関係だと、液体クロマトグラフィーの流路洗浄に使ったりしてます(^^;
とは言うものの、当然ながら溶剤なので、注意は必要 そして、自己責任でネ!
・引火に注意
・換気に注意
・人体・生体への悪影響に注意(ゴム手袋など保護具を使う)
すべての化学物質には、確認できていないだけで未知の有害性がありうる ということに留意しておきましょう!
ついでに、化学物質等安全性データシート(MSDS)のリンクでも貼っときますか。
ちまちまと掃除をして納得いくまでキレイにしたら、
次の日、組み上げに向けてまずは消耗品の交換 (^^)/
ガスケットセット B 2種類の太さのOリングが入ってます
上段 エアベントジョイント用 細い方×4
中断 フューエルジョイント用(プラスチック) 太い方×2
下段 フューエルジョイント用(金属) 太い方×4
割ってしまった(泣)ガソリンホースが繋がるパーツも交換! Oリングがまた付いて来ました。(^^;)
ジョイントセット
サブエアクリーナーに繋がるジョイントとOリングのセットも交換!
SM見るとサブエアジョイントなる名前なんですが、注文すると名前はジョイントセット フューエル(?_?)
ここのOリングはなかなかへたってました。
ヘタって漏れがあってもそんなに影響はなさそうな流路のパーツですが、へたったゴムカスがキャブに行くと良くないと思われるので交換して正解ですかね (^^)
お次は、1-2間と2-3間にあるゴムパーツの サブエアジョイント を交換。ジョイントセット
残りの交換パーツは、今度の記事で(^o^)/
あとは、サビてたドレンボルトのサビをチョットとってみます!
用意 した(工具箱に入ってた)のは、サビ取りクリーム
会社の超音波洗浄機をちょいと拝借して、ある程度はキレイにしましたがサビが残ってるドレンボルト。(´ε`;)
サビて先が短くなくなってるし・・・
クリームを塗って少し放置したあと拭き取ると、
サビがだいぶ取れました ( ̄ー+ ̄)キラリ
メッキも少しハゲました・・・(;´Д`) よかったのか悪くなったのか・・・
新品が良かったのですが、単品では出ないようで。
他の車種のとかの流用がききそうにも思うのですが。
KEIHINなら共通のような気もするし、調べてみるか・・・
どなたか 知ってます?! (・ ・)?
つづく~
今回の交換部品
ガスケットセットB 16040-KEA-000 286円
ジョイントセット(ガソリンホースとの接続部) 16026-MW3-R00 2,386円
ジョイントセット フューエル (サブエアクリ接続部) 16038-MAS-600 2,116円