24h耐久ツーリング 後編 ~泣きを見た夜の険道と癒しの別所温泉~
8耐ノ週末ヤカラサー・・・ そんなノリで?!始めた耐久ツー
雨にたたられ、途中で切り上げようか・・・?
少しの迷いを抱えながらの日帰り耐久ツーリングでしたが、そんなこんなで(栃木→グンマー→サイタマン→)長野入り。ここまで来たら迷ってる場合じゃない! ってか迷ったところで長距離の高速帰宅レーシングが待ってるだけ。
ならば!
日の出ている限り、走れるだけ走りつづける!
当初の目的どおり、自分がどこまで走れるのかを追求する、ドMツーリング・続行!
出発から13時間・時刻は15時、戦いは後半戦へと突入していくのでした・・・
【前編 ↓】
【 ビーナスライン 】
R299を抜けてここまで来たなら行くっきゃない、ライダー定番のビーナスライン!
茅野まで来て、ビーナスで北上するのかそれともR152で南下するのかを迷ったけど、R152だと帰るまでに通る高速道路区間の距離が長い・・・ そして東名。
今回実は、(区間外も走ることにはなるけど)2輪の高速乗り放題プランに申し込んでのツーリングなので、出来れば帰りは関越で帰りたい!
なので、ここは北上!ビーナスへ!
R152も興味深々なので、こいつは寸又峡とともに次の機会に取っておこう! (呼びかけw)
いざビーナスラインに突撃!!!
そして、来た!!キタ!! 本日まれなる乾いた路面!!!
ドライランドはココにあったんだ!!(歓喜) 久々のドライコンディションに血沸き肉躍るなまもの!
ものの1kmも行かずにどっぷりウエットコンディション・・・
やっぱり今日はウォーターワールドだ(悲哀)
どこまで行っても今日は雨・雨・雨 逃れられない、(カルマ)
女神は雨でぐしょぐしょ・・・
びしょ濡れじゃないかハニー (シャッターアイランド)
「もおエエよ! 今日は晴れなんて期待してないから!」開き直って北上!北上!
どこの景色も雲の中。あんまり写真を撮る気にもなれないで、霧ヶ峰に到着(^^;
名にしおわば 逢坂山のさねかずら・・・・
じゃぁないですが、その名に恥じぬ霧っぷりは、霧ヶ峰。
霧降高原といい霧ヶ峰といい、そんなサービス精神旺盛に本気出してくれなくてもいいんだよ?
みんなで歌おう 霧ヶ峰!
声を合わせて きりが~~みね~~~~~!
パワード バイ 三菱
はいはいはい! トイレ済ませたら足早にさっさと行きますよ!
ところでビーナスライン。前半は開けた景色の中を走るけど、霧ヶ峰以降は森の中に入っていく。
そのカンジが伊豆スカイラインに似てる?なんて思いません? 南北の逆の差はあれど。 なんであんなにもクッキリ景色が変わるんでしょう・・・?
【 美ヶ原林道 】
ビーナスを抜け、美術館も越えて武石に折りてきたら左折して西進!
美ヶ原林道へ入っていきますよ~~~!
林道と言えど「舗装林道」
初めの方はこんな風に2車線あるし、走りやすい道。
でも途中からは、しっかり酷道成分が高くなってきますけどね www
(こんな道でも元は有料道路だったとか?)
見通しも効くところもあるし、楽しい道だと思いますよ!
っというより、自分にとって、初めてバイクに乗ってカーブを曲がることが楽しいと思えた、そんな思い出の道だったりします。
っというのも、わたくしなまもの、今でこそ「舗装林道タノシー! 酷道バンザイ!」なノリで走ってますが、このブログを始めるより前のこと、
昔は、バイクでカーブを走ることが
恐くて、楽しさなんて感じてられない!
酷道なんてとんでもない!
そんなライダーでした!
(告白)
いまの姿とはギャップがありすぎっというか、嗜好が全然違いますかね?! (^^;
バイク乗りの友達にも「カーブとか緊張して恐い」なんて言ってましたね(遠い目)
今でも、決して上手くないし、緊張感とか身構えた気持ちは感じ続けてますが、少なくとも緊張と同時に楽しさも感じられるようなライダーには成れました(>_<)
そんな自分が、セルフステアを意識して、そのためにニーグリップに重きを置いて走ることを課題に走った3年前の美ヶ原林道・・・
初めてバイクでクネクネした道を走る時に、緊張感と共存する楽しさを感じられて、ツーリングが「楽しい」っと思えるようになった。
3年たって、また来た美ヶ原林道はウエットやったけど、オッカナビックリってことも無く走れるようになっててちょっとはツーリングライダーとして成長したような気がしたりね! 懐かしかった!
【 美ヶ原高原道路 (裏ビーナスライン) 】
美ヶ原林道(美ヶ原スカイライン←空なんてほとんど見えない)を西進することしばし、突き当たった丁字路を左折して寄り道! 美ヶ原高原道路、裏ビーナスなんても呼ばれてる道へ! 日没が迫るけど、ダイジョウブイケルイケル!
焼山とか美ヶ原の美術館に裏手から回り込む道、途中から開けてて2車線。なかなかはしる価値のありそうな道・・・
晴れてればね!!!www
行きついた駐車場! なんも見えね!
う~~~ん・・・
さてちなみにこの駐車場、この時間(17時30分)だというのに結構、車が停まっている。駐車場にいた人に聞いてみたとこ、ここから歩いて上にあるホテルに泊まるだったり、ここで夜を明かして明け方出発、山を登って雲海を狙う人がそこそこいるんだとか。なので混んでるんだと。
雲海は「それ魅力!」 やけど、テントもなけりゃ雨で濡れてるし、そんな夜明けを待ってられんのでそそくさ退散! 耐久ツーを続けるべ!
再び美ヶ原林道に戻って西進! 林道の終点、美鈴湖を目指す!
ヘッドライトが頼りの時間が近づいてきてる・・・
そしてこの近づく夕闇からの魔の手が牙を剥く・・・
【 マジで積みかけた・・・地獄の険道181】
走って走って、クタクタのツーリング終盤
ツーリングのシメにいっちょ温泉に行く?!
どんだけ走ってても、温泉ライダー的には1ツーリング1湯は外せない!(使命感)
そこで選んだのは「別所温泉」
昔に行ったビーナスラインツーリングの時にも入りにいった温泉。
その時は、鹿教湯温泉→別所温泉っと、日が暮れてからのハシゴの立ち寄り湯をした思い出。
今回は時間的にも体力的にも1つしか入れそうにない。
ならば、お湯が良かった記憶のある別所温泉の外湯の共同浴場、「大湯」を目指そう!
せっかく行くなら、最後のダメ押し! 日が暮れるその前にもういっちょ山道を!
そんな気持ちで選んだのが、県道、 否!! 険道181号
下調べなく、欲をかいて走りたい! そう思ったのがいけなかった・・・
数十分後、海よりも深い後悔と雪山のように険しい緊張感に奥歯を噛みしめながら耐え抜く30分の試練が待ち受けていたのでした・・・
【18時30分 入山】
おそらく日没までは1時間、Google先生的には、峠を越えて別の県道にあたるまでに走らなきゃならない距離は約20キロちょっと。
ツーリングもラストの山道、雨は降ってて路面はダメやけど通過するだけならいけるでしょう!
「こんな道だったよ~」そんな紹介写真のために1枚押さえつつ、入山!
中央線の無いやや荒れた路面の森の中を抜ける道。よくある険道・酷道といった感じ。これぐらいなら今まで通り。差しさわり無し。
【 19時00分 路面が荒れ始める】
そう思って進んでいくも雨が強くなり、ガスってくる。
「森が深いのもあってちょっと暗さが勝ってきたかな・・・」
そんなふうに思っているうちに、やや路面の荒れと落葉が激しくなってくる・・・
「少し今までの酷道より、コンディションはBadか・・・ 一日の終わりとこの天候で選ぶ道としては外れやったかな・・・」
少しずつ日没が迫り、暗さが増す。
レンズも曇るし、シールドも曇る・・・
雨とガスっているせいで前が見にくい。 仕方なくシールドを開けて走る。今まで聞こえて来なかったタイヤが小石や枝を踏む音が鮮明になる。
この写真の後、徐々に路面の荒れが酷くなり、小石の量も増加。
パーーーン!
タイヤが小石を跳ね飛ばした高い音が、シールドを開けたヘルメットの開口部からダイレクトに聞こえてくる・・・
その音をきっかけに、頭がいろんなリスクを想定し始める。
「ここで万が一パンクしたらやべーな・・・ 入ってから1台も対向車を見てないし、助けを呼べんかも? 慎重に行こう。 県道との合流まではあと何キロ?」
表示は13キロ程度だっただろうか・・・
そんなことよりなにより、目に入った情報からヒリヒリした緊張感が走り出す。
電波は圏外
日没が迫る・・・
雨天、ウエット路面、ガスった視界、落石落葉
もし位置をロストしたらリルートの検索は不可
日没前に抜けたいっという願望むなしく速度は出せない。出したら終わる。
積んだことを悟り始める
そうこうしていくつかのコーナーをやり過ごした先で、いっきに路面状況が悪化!!
時速20キロも出せない状況の路面。ガスもいっきに濃くなり視界不良10メートル。 まるでレースのカーテン越しに見ているかのような視界。
「アカン・・・」
安全のために日没前に山を抜けるっというプランは破棄。日没を迎えることは覚悟のうえで、時間がかかろうとも山をとにかく抜ける方向へと舵を切らざるを得ないタイミングが来たようです。
【 19時30分 そして日没、魔の時間がやって来た 】
路面状況は悪化の一途・・・
それどころか道幅もぐんぐん狭くなる。 途中、幅が1メートルも無いんじゃないかっという軽トラすら怪しいんじゃ?っと思うほどの道路幅。
かんっっっぺきに積んだことがわかる。
そしてついに迎えてしまった日没・・・
真っ暗!
写真を撮る余裕がかろうじて有る路面状況での一枚でコレ!!
道の真ん中は落ち葉の山。良いところでコレなもんやから、より酷いところ、つまり停まって写真なんか撮ってる場合じゃない状況の場所は、もう「察してください」状態。
うねった、かろうじてのアスファルトのその一面を落ち葉と小石が埋め尽くしてる。
それでもタイヤが通るであろう所の路面はアスファルトが露出している・・・
「ってことは少なくとも向こう側に道は続いているに違いない・・・」
すこしでもプラス要素を見つけ出して、心を強く持ってないと折れそう・・・
「ガソリンだってまだまだいっぱいある! ツーリングまっぷるだって持ってる!」
それだけは救い。
だけど、荒れて濡れてガスった路面への対応と緊張感で自然と奥歯を強く噛みしめている自分に気づく。
- もし、ナビが落ちたら再検索は不可・・・
- もし、パンクしたら対応不可、修理キットは無い・・・
- もし、路面が崩落していたら・・・ 近頃大雨が多かったし、今日も一日の雨。この路面と狭さではUターンできなさそう。
- もしバイク倒したら・・・ この足場で起こせる?
- もし、ある日、森の中、プニキに出会ったら? → やべーしか言えね
いろんな想定が浮かんでくる。とにかくできる
この道が終わるまで、県道との合流点までは・・・?
ナビを見る
まだ10キロちょっと・・・
この数字はハッキリ覚えてる。その距離に絶望的な気分になったから。
荒れた路面、時速15キロで停まらないように走り続ける。
とにかく出来ることは、心を強く持って集中すること!
万が一倒れた時のために、落ちる側の斜面とは反対側のタイヤ後を走ること!
自分バイク史上、最悪の悪路・コンディション!
ほんと最後の最後に「やってしもた~!」です。
それをなんとか乗り越えて、下りにはいってしばし、
時刻は20時も回ってたでしょうか・・・
急に視界が開けた緩い右カーブの向こうに、
街灯の光!!!
「抜けた・・・ 乗り切った・・・」
人の気配の光が見えた時、ほっとするっていう状況を聞いたりするけど、あれホンマ!
心底、ほっとしました!
でも、気が抜けた瞬間にヤラレルなんてこともこれまたよく聞く。
最後まで慎重に慎重に!
そして、路面は念願の対向2車線!!!!!
こんどこそ 乗り切った!!!
ツーリング史上最大のピンチをようやく脱したのでした。
そうですね・・・
SSはオフ車じゃありません! (キッパリ)
そして、
酷道が楽しいとか、そういうカーブが楽しいとか、
そういうの、ウソですから!!!(看破)www
なにはともあれ、無事に下界に到達です。
ツラカッタ・・・
マジ コクドウキライ ・・・
【 別所温泉 】
体はクタクタ、緊張で噛みしめすぎた奥歯には違和感・・・
そんな状態なんで、温泉に入るべきか、さっさと帰るべきか、これまた悩みどころではあったものの、「このまま休憩なしに疲れた状態では走り続けられやせん」
そう判断して、休憩も兼ねてやっぱり温泉へ。こころも一旦、落ち着かせないと・・・
向かったのは当初の予定通りの「別所温泉 大湯」
別所温泉には3つの外湯があるようなのですが今回も大湯。 思えば別のを試してみれば良かった?!
さて3年前と変わらぬ温泉街の様子に、変わらぬ大湯の佇まい。
それこそ這う這うの体で到達した自分にはホッとする色味の電球に照らされた建屋。
(その3年前のことを書いた記事↓)
namamono04.hatenablog.com
あの時と同じく、そとの券売機で入湯の券を買って番台に渡して入湯。
ほんとに心地いい。
出発してからの17時間分の疲れが染み出すよう!
お湯は相変わらず「温泉気分にさせてくれる」硫黄臭の温泉。
黄緑色の有色透明のお湯が心地いい!
入口では飲泉もできるようで、とろみと硫黄臭を感じるお湯。
外の露天風呂だと少しの湯の華もあって、夏なのに雨でひんやりした気温と相まって心地よさったらない!
さっきまでの酷道で感じてたヒリヒリ感とは真逆すぎるまったり癒し系のギャップったら!www
疲れすぎない程度のほどほどに楽しんで、シメのコーヒー牛乳までのフルコースまでをキメたら、いよいよ帰宅!
別所温泉 大湯
- 泉質 硫黄泉
- 源泉温度 50.6℃
- pH 8.9
- 主な陽イオン ナトリウムイオン・カルシウムイオン
- 主な陰イオン 硫酸イオン・塩酸イオン・炭酸水素イオン
- ガス成分 硫化水素
- 成分総計 0.307 g/kg
- ドライヤー なし
- 石鹸/シャンプー なし/なし
- 立ち寄り湯時間 午前6時~午後10時
- 露天風呂 あり
【帰宅レーシング】
時刻は21時30分
いよいよ帰宅レーシングの開幕! もうさっさと高速に乗って帰るにかぎる! そんなスタートをイキナリ事故渋滞に阻まれつつ(なんか高速乗る前に渋滞にはまったし、パジェロミニがペシャってなってた・・・)、東部湯の丸なるナニヤラソソラレル名前のインターから上へ!
帰りの高速も、やっぱり雨!!
最後まで、雨から逃れられずな一日・・・ しかたない (-_-;
視界が悪くてまたまた精神が削られますな~
最後の方はさすがにあまりに眠くて休憩多め・・・(^^;
24時間以内の完走も見えて来たので、三芳まで戻ってきたタイミングで外の椅子で仮眠・・・
そんなこんなで出発から23.5時間、午前2時
総走行距離 884キロメートル 下道570キロ
日帰り・耐久ツーリング! これにて完結!!
朝のガソリンスタンド迷走、雨天、ルートミスの酷道が無ければ、 そして温泉を諦めれば、夢の1,000キロも達成できたかも?!
次回の目標ですかね~www
そんなこんなで!
しゅ~~~~りょ~~~~~~
じゃーーーーん!!
総距離884km・24時間耐久ツーリング! 前編!
“ 変態 ” は最上級の誉め言葉! なまものです。
タイトル通りの夏の弾丸・ソロツーリング!
総走行距離884km、うち下道の距離は約570km
AM 2時30分出発―翌AM 2時00分帰宅 (26時00分)の23.5時間の旅。
GPSロガーで取った走行奇跡はこんなカンジ!
赤の部分が高速、緑でなぞった部分は下道!
変態になりたくて、自分がどこまで走れるものか試したくてちょいとばかり行ってきました!
結果、雨から逃れられないまま、ずーっと雨の中のツーリングでしたが、そんなに体がやられることは無く、無事、完遂でした(^^;
日没直前に選んだ道が、自分ツーリング史上、最悪の選択ミスで、思いっきり泣きを見ましたが(>_<)
出発初っ端のミスと、その最後の選択ミスが無ければ・・・900kmオーバーも出来たかも・・・っと言うのがちょっと残念だったんですが、今日はそんなブログ!
【 日本の夏、耐久の夏! 】
夏至も過ぎて日が少しずつ短くなる今日この頃、思えば6月のはやとぅさんとのツーリング以後、バイクに乗れていない・・・
気が付けば7月も最終週・・・
「そいやその週末は鈴鹿8対耐よな~・・・ おれも耐久ツーリングしなきゃ(使命感)」
なんて思ったとか思ってないとかで、それは定かじゃないですが、社食で同期にしゃべったら、みごと一発、「相変わらずアホやな」っと誉め言葉を、いただきました!星3つ!
いやね? ロングツーリングが多い自分ですが、前からどこまで走れるものなのか? そんなことが気になってたのでこれを機にっとばかりに「長距離・弾丸ソロツー」を決行!
ホントは週末を迎える段階で、明らかに土曜日の天気は雨模様、「行くか行くまいか・・・」悩んだは悩みましたが、
7月29日の土曜日を逃すと次は8月末のツーリングまでバイクに乗る機会が無さそう・・・
そんなら雨とわかってても行くっきゃない!!
1時50分起床!
身支度を整えて午前2時30分! 出発!!
まずは北へ! 目指すは宇都宮インター!
途中のPAもまだまだ真っ暗
耐久ツーリングをするなら、日の出てる時間を、どん欲に! 貪るように走らないと!! とすれば、日が出てない時間でも問題なく走れる高速道路を日の出前に充てて、日の出とともに山に入ろうという意図!(^^)
4時前に高速を降りて、まずは霧降高原へ!!!
・・・
そんな算段は、初っ端から破綻!
理由はお察しの通り「ガス欠(寸前)」!!!www
正確にはエンプティ―ランプが点くだけで、なんとか耐え忍んだものの・・・
高速降りたら給油して山へ! なんて甘い考えがいけなかった!(>_<)
どこまで探しても空いてるGSが無い、無い、無い!!
地方の、そして土日の20時~7時の時間帯を舐めてはいけない!(戒め)
せっかく早起きして4時30分に高速を降りたのに、痛恨のタイムロス!
雨も降りだして、劇萎え・・・
スマホで必死の検索、這う這うの体でGSにありついてようやく給油。
ガソリンがあるだけで湧き上がる安心感・・・w
【 霧降高原 ~ いろは坂 ~ 中禅寺湖 ~ 金精峠】
給油もすませたしとりあえず、ロスった分少しルートを省略しつつ先ずは霧降高原へ!
霧降高原と言えば、r169なんでしょうが 、そっちは下りにおいといて、耐久ツーリングのオープニングに選択したのはr245。
いい感じに酷道っぽい地図!
果たして確かに、予想通りの舗装林道!
雨のせいで楽しく走るってわけにいかないのがザンネンすぎるけど、奥地に入っていく感はいいかんじ!
しかし、霧降の名に恥じぬガスっぷりwww
途中の開けた場所で、ちょっとした滝になってる堰を横目に橋を通過。
けっこう楽しそうな道でしたよ~
晴れてればね!www
牧場まで上がってくるも、サイレントヒル・・・
「牧場の朝は爽やかだ」なんてウソだ!(看破)
ただまぁこの時はまだ、かろうじて霧雨程度。上の写真でもシートバックのカバーも付けてないし、眼下に雲海とわずかに見える町の景色。
このあと、南下すれば曇りぐらいには回復するんじゃないか?
そんなことを考えてましたね~ この時までは・・・
で、本降り・・・
やむなくカッパを着る。そして、この日、最後までカッパを脱げる天気になることは無かった・・・
今日の天気に覚悟を決めつつ、金精峠を越えてグンマー入り。
金精峠、前に来たときは路肩に雪で路面には融雪剤。今日は本降り。 道は2車線で楽しそうなんやけど、2度とも天気に恵まれてない・・・ またリベンジ候補として居残りっすね~
【 土砂降りの赤城山 】
雨は降りだしたけど、もう意地! 雨なんかに負けてる場合じゃねぇ!
と言うか、霧降高原から降りて来た時点でまだ、朝の7時やし!!
まだ、帰る時間でも距離でもない。
予定通り赤城山を目指す!!
・・・
・・・・・・
はい!! 本降り!!
ぐっじゃぐじゃ! 本降りの大雨!
2車線の楽しそうな道、楽しそう楽しそう・・・
晴れていればね!
※ 晴れてれば楽しい!なんて書いて、楽しくないんかいって話ですが、ツーリング自体は楽しかったですよ~ でなきゃ880キロも走れんwww
赤城山 大沼。こんな日に行くやつは池沼
あんまりにも雨がひどいし、レンズは曇るし、カメラが壊れないか気が気じゃない(>_<)
赤城の神社に参拝したいと思うも、大雨の中なのに傘がないからヘルメットが脱げない・・・
ヘルメットも脱がず参拝するなんて罰当たりなんで、参拝をあきらめて悪霊は退散しますwww
赤城山からの下りも相変わらずの土砂降り!
時に道の半分ぐらいが川になっちゃってる場所もあって・・・
道を埋め流れ下る水とともに並走する山道・・・
「おれはジャングルクルーズにでも来たのか・・・?」(´・ω・`)
この雨では、榛名・碓氷・妙義っと立て続けに回ろう!っと思っていたプランにはさすがに無理があることを悟る・・・
「しかたない、南下してみよう・・・」
ルート変更! ルートに組み込むつもりなんてさらさらなかった市街地をしゃーなしで走り、秩父・神流湖へ!
【 神流湖~R299~r124~R299~蓼科 】
わずかな希望を託して南下しての秩父。
市街地ではわずかな時間、雨が途切れることがあったものの
・・・
・・・・・・
秩父は今日も雨だった
雨の隙間なんて無かったんや!!(憤怒)
腹をくくろう! 腹をくくったらもう、迷いなし! 家から遠い方へ遠い方へでR299を西へ!
酷道として名高きR299も、十石峠付近までは2車線のワインディング!
なんていうか、ところどころ民家がある感じも道志道に近い雰囲気かも。
そのままR299オンリーで蓼科に向かうのもOKやけど、それは昔走ってるし、
(↓)
今日はところどころ、前と違うルートで!
選んだのはR299からわきに逸れる、
「r124 上野小海線」
県道やけど国道(いな酷道)のR299よりは走りやすいという噂?!
シカに注意らしいっすが!
果たして走りやすかったのかというと・・・・「?」 ですが、ん~でも雨の十石峠よりは良かったんじゃないかと?
レパートリーも増えたし、
・・・うん、晴れた時に来ようね!www
R299に再度合流! 2車線に戻っての麦草峠なんかを越えつつ(ガスってる)
ビーナスラインを目指す!
R299、なにがメルヘンなのかが分からんメルヘン街道やけどな!
ビーナスライン目前、時刻は15時
まだまだ、日没までは4時間の猶予!!!
まだまだどん欲に、むさぼように走り続ける!!!(^^)
(そして帰宅はココから11時間後でした)
長いツーリングやっただけに記事も長くなったんで、ここで前編終了!!
「泣きを見た後半戦」に続く~!
八丈島ダイビング旅行記 その3
「働く動機・モチベーションはなにですか?」
キレイゴトが言えずあっさりと、
明けまして、おはようございます!のダイビング2日目、旅は4日目の7月9日は日曜日。
だけどね~帰りたくない病を発症してしまう!
確かに暑いし田舎やけど、周りを海に囲まれてるから本州のような極端な猛暑にはならへんし、田舎といっても飛行機なら50分でしかも八丈―羽田で1日3便、船でも片道10時間とはいえ毎日運航・・・
帰りたくない病の症状からそんなことを考えながら、歩いてショップへ!
【 4・5・6本目 ナズマド 】
全ダイビングをナズマドについやしてるけど、一言でナズマドって言ったって広い!
昔、ボートで行くような距離のあるポイントって聞いたことがあった気もするけど、日曜日になったから今日帰りの人も多くてチームの人数は少ないし、エアの消費が少ないメンバーってことで行ってくれたのかも!
やけど、ダイビング本数が増えるにつれ当たり前にいすぎて、
少しのうねりと向かい潮へ逆らっての泳ぎ、けーーーっこう疲れる!
えぇ、バレてるでしょうね・・・
吐くエアーがあからさま多くなってて、息が上がり気味なのが手に取るように分るでしょうからwww
エントリーから15分少々泳いでようやく砂地に到着!(ナガカッタ・・・)
向かい潮のなかのフィンキックですっかり暑くなってた体には、むしろヒンヤリで心地いいとすら思える水温!
冷水で砂地の巣穴から出てきてないことを危惧しましたが杞憂に終わり!
ところがどっこい、じゃあその生息場所はってなると、八丈小島・八丈島か台湾でぐらいしか見つかっていないっというレアキャラさん!
こんなことからも八丈のポテンシャルがうかがい知れる。
当然、ストロボ光の有効射距離には程遠く、ストロボを炊いたところで、浮遊するゴミのハレーション+自然光不足の暗い写真に陥るのが関の山・・・
(もっと時間をかけて近づいて、設定も合わせこめば別でしょうが・・・)
換算85mmの中望遠と、複数回潜水&水深27メートルのDECOとの闘いで限られた時間の中ではこれが限界でした。
コイツも雄雌で体色が違ってて、
オス! (派手)
魚の世界でも、男は女の子の気を引くために必死!
きっと人間のオスよりも、女性の気持ちがわかってることでしょうwww
シンジュアナゴの庭から水深を上げて引き返すルート。その中で、沖の根待ちポイントに遠征し少しばかりニタリ(オナガザメ)なんかの大物を狙うも不発!
再び、根待ちを狙うも、キョーーーーーーレツな潮の流れで断念!!
ビル風よろしく潮が集まって流れる場所を逆らう時なんて、全力でこいでも押し戻されそうなほど!
意を決して向かい潮の特にえげつない場所を超えること3度! 今回の6本の中で一番激しいダイビングやった・・・
ケサガケベラ(yg)
ちーっちゃい頃の模様はこんなカンジ!
で、それがもうちょっと大きくなると変わってきてこんなカンジ!
ケサガケベラ(若魚)
そんなことをボヤキながらもういっちょ、ベラでスミツキベラ
魚以外で、突き刺さったのが、ちーーーーっさい カノコイセエビ
正面から後ろから、っと何枚も何枚も長時間張り付いて撮影会!w
「これで終わりか~ まだ上がりたくないな~・・・」なんて名残惜しい思いを引きずりながら、ダイビング終了!
明けて7月10日 月曜日
これにて、
ジャーーーーーン!!
【4/5/6本目 ナズマド】
- 2017年7月9日 月齢15 (大潮)
- エントリー 9:13
- 水温 19.5℃
- 水深 平均/最大 12.7m / 26.8m
- ダイブタイム 53分
- エントリー 11:41
- 水温 20.3℃
- 水深 平均/最大 14.5m / 22.7m
- ダイブタイム 47分
- エントリー 14:42
- 水温 23.0℃
- 水深 平均/最大 11.9m / 20.5m
- ダイブタイム 63分